新潟県の北東部に位置し、面積726.45㎢、人口は本州日本海側最大の806,621人(2015.5.1)を擁する政令指定都市で新潟県の県庁所在地。江戸時代から世界に開かれた港町として栄え、新潟港は1858年の修好通商条約によって、函館、横浜、神戸、長崎とともに開港された港の一つ。明治22年(1889年)に市制を施行した新潟市は、1996年には中核市に移行、2005年の近隣市町村合併で人口が80万人を突破し、2007年には、本州日本海側初の政令指定都市に移行した。行政区は、中央区、東区、西区、南区、北区、江南区、秋葉区、西蒲区の八つの区で、行政、経済の中心地は中央区。
静岡県からのアクセスは、東海道新幹線で東京まで行き、東京から新潟まで。上越新幹線に乗り換え約2時間。
新潟市の中心市街地は、新潟駅から万代シテイ、信濃川を渡って古町周辺までの長くて細い三つのエリアで、それぞれの地区は、高架化完成で期待される数年後の新潟駅周辺、活気溢れる万代シテイ、かつての賑わいから想像もつかないほど地盤沈下した古町の商店街、という印象を受けた。
市役所が郊外に移転したことと、市内を走る私鉄が1999年に廃線になり政令市唯一の私鉄空白都市になってしまったことは残念だ。もし、この三つのエリアを「東大通」の上をモノレールのような新交通システムでつなげば、現在の中心市街地のポテンシャルともいえる万代シテイの集客力が中心市街地全体に波及するのではないかと思った。
【JR新潟駅】
信越本線、越後線、白新線と上越新幹線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員(2013年度)は38,427人(内新幹線は8,976人)で、東京大宮間を除いた上越新幹線の乗車人員は高崎駅(群馬県高崎市)に次いでの利用者数を誇る。
【CoCoLo新潟】
CoCoLo万代、本館、東、中央、西館、南館、フードコートの7つに分かれ、新潟駅全体をカバーしている商業施設。
【PLAKA(プラーカ新潟)】
PLAKA1、2、3の三棟からなる複合商業ビル。売り場面積1,500坪で約100万冊の蔵書を備える新潟県最大の大型書店「ジュンク堂書店新潟店」は、PLAKA1の地下1階と地上1階の2フロアに入っている。
【ドン・キホーテ新潟駅南店】
【LEXN(レクスン)】
【万代シテイ】
新潟交通の万代シテイバスセンターを中心に、「新潟伊勢丹」や「ラブラ万代」などの大型商業施設がペデストリアンデッキで結ばれている。万代シテイバスセンターからは、市内線のほか、東京、大阪、金沢、仙台行きなどの高速バスも発着している。
【新潟伊勢丹】
1984年にオープン。店舗面積は24,348㎡で、地下1階から地上7階までが売り場となっている。
【ラブラ万代(LoveLaBandai)】
万代シテイがオープンした1973年当初から営業していた「ダイエー新潟店」が撤退したあとの2007年3月「ラブラ万代」と姿を変えてオープンし、2013年11月、その隣接地に「ラブラ2」がオープンした。
【ビルボードプレイス】
【新潟日報メディアシップ】
【新潟シルバーホテル・新潟アルタ】
【信濃川ウォーターシャトル】
【古町通・旧大和新潟店】
百貨店の大和新潟店は店舗面積20,696㎡で、1937年にオープンした老舗百貨店だったが2010年に閉店した。その影響は大きいのか、商店街やその周辺の歩行者はまばらだった。産経ニュース(2015.5.30)によると、5月29日、新潟市に本社を置く水道関連機器メーカーの「明和工業」が、旧大和新潟店の土地と建物を大和から取得する契約を結んだ。同社は、新潟のランドマークにふさわしい20階建ての再開発ビルを早くて4年後に完成させるとあった。
【ぷらっと本町】
【イトーヨーカドー丸大新潟店】
【NEXT21】
【三越新潟】
大和新潟店(当時:萬代百貨店)オープン前年の1936年、前身の「小林百貨店」がオープンした歴史ある百貨店。地下1階から地上8階までが商業フロアで店舗面積は20,596㎡。新潟三越と新潟伊勢丹を合わせた2014年度の売上高は317億5,600万円。
【新潟県庁】
【新潟市役所】
Негізгі бет 2015中心市街地探訪027・・新潟県新潟市
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