東京と埼玉県境に接する千葉県の北西部に位置し、面積61.38㎢、人口は491,527人(2016.9.1)。江戸時代、水戸街道松戸宿の宿場町として栄え、明治22年(1889年)の町村制で、東葛飾郡松戸町が成立した。市制を施行したのは昭和18年(1943年)に、東葛飾郡高木村と馬橋村との合併で、人口40,433人(1943.4.1)の松戸市が誕生した。高度成長期以降は、東京都心のベットタウンとしても発展し、1973年の人口は30万人、1980年には40万人を突破し、県内では、千葉市、船橋市に次ぐ県下第3の人口を有する都市に成長した。
静岡県からのアクセスは、東海道新幹線で東京まで行き、常磐線直通の上野東京ラインに乗り換え、東京から松戸まで約30分。
中心市街地は、JR松戸駅周辺から、西側を流れる坂川付近までのエリア。
松戸駅の西側には江戸川が流れ、東側の高台に挟まれている影響があるのか、駅から半径300mの限られた範囲に商店街や百貨店、大型商業施設などが集まる中心市街地だった。その高台にある中央公園は、都会の喧騒を忘れさせてくれる憩いの場所でもあり、松戸駅東口のペデストリアンデッキからの導線を築き、回遊性をつくることができれば、松戸の中心市街地の魅力はさらに上がるのではないかと思った。
【JR松戸駅】
常磐線と新京成線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員(2015年度)は100,079人。駅は地上駅の橋上駅舎で、東西自由通路が西口と東口を結び、西側から東側に向かって、駅ビルのアトレ松戸、JR線、新京成線の改札口がそれぞれ並ぶ。新京成線松戸駅の1日当たりの乗降人員(2015年度)は106,418人。東口は、自由通路から続くペデストリアンデッキから、駅前にあるそれぞれの商業ビルへとアクセスできる。ペデストリアンデッキの下側の1階部分は、タクシーと一般乗降用スペースがあり、バス乗り場はビルを挟んだ南側にある。表玄関である西口は、広場のようになっているペデストリアンデッキから街を見渡すことができる。その下側には、バスターミナルとタクシー乗り場のほか一般乗降用スペースがある。
【アトレ松戸】
店舗面積8,472㎡、地上1階から8階までを営業フロアとする駅ビルで、2015年度の売上高は100億600万円。
【ピアザ松戸】
店舗面積7,822㎡、地下1階から地上9階までの営業フロアに、100円ショップやファストフード店のほかフィットネスクラブなどが入る商業ビル。
【プラーレ松戸】
店舗面積27,577㎡、地上2階から6階までと屋上にある営業フロアには、核テナントであるイトーヨーカドーのほか54の専門店が入る商業施設で1980年にオープンした。
【松戸中央公園】
【松戸法務総合庁舎】
【聖徳大学】
【松戸市役所】
【伊勢丹松戸店】
店舗面積32,432㎡、地下1階から地上11階までを営業フロアとする百貨店で、2016年3月期の売上高は192億2,500万円。
【伊勢丹通り商店会】
松戸駅西口から伊勢丹までの南北約150mに飲食店や専門店などが集まり、人通りの多い商店街だった。
【高砂通り商店会】
【ダイエー松戸西口店】
店舗面積10,056㎡、地下1階から地上6階までを営業フロアとする商業施設。
【松戸市民劇場】
【松戸商工会議所】
【松戸市立図書館】
Негізгі бет 2016中心市街地探訪073・・千葉県松戸市
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