夏越大祓では、「茅の輪(ちのわ)」と呼ばれる、茅(ちがや)で編んだ大きな輪をくぐりぬける神事も行われます。これは『備後国風土記(びんごこくふどき)』にみられる蘇民将来(そみんしょうらい)の伝承に由来するもので、素戔嗚尊(スサノオノミコト)よりいただいた茅で作った輪を腰につけていた蘇民将来が疫病を免れた故事に基づき、茅の輪をくぐり、疫病や水に関する災いの多い夏の無事を祈ったといわれます。また、茅は生命力が強く、青々とした植物なので、その茅で編んだ茅の輪には私たちの生命力を若返らせる力もあるのではないでしょうか。
Негізгі бет 2024年6月30日「足羽神社」「大祓(おおはらえ)、心身の穢れ(けがれ)・災厄の原因となる様々な罪・過ちを祓い清める」「茅の輪(ちのわ)くぐり、疫病や水に関する災いの多い夏の無事を祈る」福井市
Пікірлер