2025年3月をめどに営業終了となる見通しとなった広島市西区のマリーナホップ。
新型コロナの影響もあり、来館者の姿は目立ちませんでした。
13日、県はマリーナホップが立地する県有地について、現在の賃貸借契約期間終了後の活用策の公募結果を発表。
マリーナホップの運営会社ではなく、多目的サーキットと飲食店などを併設した施設を整備するとした事業者の案が採用されました。
「マリーナホップ、出航です!」
2005年当時、中四国最大級のアウトレットモールとしてオープンしたマリーナホップ。
初年度には来館者約340万人を記録。華々しいスタートを切りました。
2012年、現在の運営会社に事業を引き継いでからは「大人も楽しめる水族館」をコンセプトにしたマリホ水族館をオープンしたり、ペットと遊べる「ペットモール」化を目指したりなど業績回復に向け様々な手を打ち出してきました。
マリーナホッププロパティ 坂根紳也代表「地元企業として何とかこの地にマリーナホップを存続させていきたいという気持ちを持って努めてきた10年間でした。何とか再構していくような形で取り組んできた段階だっただけに非常に残念な気持ちです」
県は今後、案が採用された自動車部品の開発・販売などを行う「トムス」と基本協定の締結を目指すとしています。
交渉が順調に進めば、現在の賃貸借契約期間が終わる2025年3月をめどにマリホ水族館など全ての建物が営業終了する予定です。
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2022年1月14日放送
※掲載された情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。
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