京急北久里浜駅は、軍港として栄えた横須賀の中心地からは少し離れた
かつての農業地帯の駅です。
昭和17年の開業当時は田畑の中にプラットホームが佇むような田舎の駅舎だったと思われますが、
現在は周辺に大きなマンションが立ち並び、路線バスが行きかう賑やかな街へと変貌しました。
しかし、人の流れから外れた一角には、かつての農道を思わせる細い路地や古い家屋が今も残っています。
戦後に開発された急斜面の住宅地の中には現在の基準では居住に向かない辺鄙な場所もあり、
それらは徐々に自然に飲まれ、廃墟化していくのかもしれません。
帝国日本の占領下であった「昭南島」から駅名を付けられ、戦後復興と共にベッドタウンの交通の要として変貌した北久里浜の駅周辺を、歴史に思いをはせながら散策しました。
Негізгі бет 【4K/ナレーション】北久里浜駅の裏山には何がある?戦前の畑地帯に作られた新興住宅地を散策する。眺めのいい丘陵地から谷戸の町並みへ。横須賀
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