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歴史家・本郷和人さんの大人のための日本史講座(毎月1回、全12回予定)が第9回を迎えます。
社会に出てみると、教科書で習った日本史について様々な疑問が湧いてきませんか?
武士はどのように発生し、力をつけていったのか? 税金はどのように運んでいたのか? 荘園はいつまであったのか? 天皇はなぜ生き残ったのか? 下級武士が明治維新の原動力になったのはなぜか?……。
膨大な古文書を読み、歴史の実像を探ってきた本郷さんが、それらの疑問に答えながら、日本史の大きな流れがつかめる連続講義をお届けします。
第9回のテーマは、「権門体制論とは何か?」です。
「権門体制論」は、日本の中世の政治権力のあり方を説明する大きな枠組みです。
天皇が日本の「王様」だとすると、その下に政治を司る「公家」(朝廷や貴族)、軍事・警察を司る「武家」(幕府や武士)、祈祷・宗教を司る「寺家」(お寺や僧侶)が束ねられ、相互に協力しながら、それぞれの仕事をしてきた、とする考え方です。非常に整えられた論理と構造を持っているので、説得力があり、今や学会でも主流をなしています。ですから、日本の歴史を学んだり、日本史の本を読むためには、「権門体制論」についての基本知識は欠かせません。しかし、本郷さんは、それに対して批判・反論を展開してきました。
そこで、今回は「権門体制論」は、どのように生まれたのか、どのような学説なのかを本郷さんに丁寧に説明していただいた上で、それをきっちりと批判していただくことにしました。
ぜひご視聴ください。
◆番組概要
番組名:「日本史夜話」
出 演:本郷和人、高田なみ
日 時:7月10日(水)19時30分~20時30分 完全オンライン番組です
※視聴するには、「文藝春秋 電子版」の会員になる必要があります
Негізгі бет 【7月10日(水)19時30分~※冒頭30分】本郷和人「日本史夜話第9回 権門体制論とは何か?」
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