以前はPLLによるシンセサイザで作られたVFOですが、最近はDDSを使用したVFOが増えているようです。DDS用のICとしてAD9834をよく見かけます。このキットではAD9834を使用し、水晶発振器を48MHzとしているので出力できる最大周波数はその半分の24MHzまでとなります。DDSは簡単に言えば分周比を可変に設定できるカウンタで分周するものなので、最大周波数は最も分周比の小さい2となり、水晶発振器の半分になります。分周比が48百万(48M)なら出力周波数は1Hzとなります。出力周波数が分周比の逆数になるので周波数によっては割り切れない周波数になります。このキットに使われているPICはAD9834を設定しているだけなので、AD9834モジュールを入手してPICのプログラムを自作すれば任意のインターフェースのVFOまたは送信機を作ることができます。前に136kHzのDDS発振器を自作してみましたが、このくらいの周波数ならマイコンだけでもDDS発振器を作ることができということですね。
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AD9834によるDDSキット、KEM-DDSB48MでVFO的動作。
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