戦争を体験した人たちの高齢化が進むなか、当時の状況を次の世代に伝えるためにAI(人工知能)を駆使して白黒写真を鮮明なカラー写真に変える取り組みが進んでいます。
広島に落とされた原子爆弾。白黒だった写真が最新のAIと当時の状況を知る人たちの証言などをもとに色付けられます。他にも沖縄県で日本軍の機体に撃ち込まれた対空砲火、終戦から1カ月後に撮影された子どもたち。白黒では分からなかった汚れた肌の色などが表現されています。カラー化は戦後世代の東京大学大学院の教授が学生と協力して取り組んでいます。終戦の日を前に、先月にはカラー化した写真をまとめた本を出版しました。
東京大学大学院・渡邉英徳教授:「遠い昔の出来事で白黒の世界だと思っていたのが突然、色彩をおびて流れてくると感覚が揺さぶられる」
インターネットでも話題になっていて、特に長崎の原爆の写真には7万人を超える反応がありました。教授は今後も若者と戦争を体験した世代の間に立って、当時の状況を伝える方法を探したいとしています。
[テレ朝news] news.tv-asahi....
Негізгі бет AIで白黒写真が鮮明なカラーに 戦争下の様子伝える(20/08/15)
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