この間友達と偶然このことを話したのですが、医療保険に入ってないと3000ドル(30万円)かかったりすつことがあります。日本は政府が医療保険を担っているのですが、アメリカは会社によります。よって、マックで働いている人など(簡単に言うと務めている会社が医療保険を担っていない場合)は入院すると破綻してしまうことは十分ありうる可能性です。出産費も軽く数千ドルを超えたりしますから、アメリカでも(日本程ではないが)ちょっとした少子高齢化の問題がこれからあると推定されています。 冗談で"I'm not paying $3000 for a ride in the wee-woo wagon"(「三千ドル払ってまでピーポーワーゲンには乗らねぇよ」)みたいな発言などがツイッターでバズったつぶやきもありましたし、実際に友達が二日も入院するほどの大ケガした時も医療費を恐れて「Uber呼ぶから救急車は絶対呼ぶな」(Uberはアメリカではタクシー代わりとして使われています)と言っていました。結局救急車を呼んで、彼は保険に加入していたので特に医療費は問題なかったのですが、そもそも「救急車を拒絶する」考え自体が社会的な大問題ということがわかると思います。 こういうことがあるから、2020年の大統領選挙でサンダース候補が国民皆保険を宣伝していました。要するに、アメリカでは医療は「人権」ではなく金をもっている「特権」なのです。
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