(Japanese)
ユーチューブに投稿を始めて4年も経つと曲探しに苦労します。気に入った曲でないとないと気分が全く乗らないからです。(プロの方はそんなことなど言ってはおれないでしょうがね。)
そんな中、歴史に残る偉大な作曲家の名曲にも勝るとも劣らない?感動的な曲に出逢いました。曲名は『And the Waltz Goes On(そしてワルツは続く)』です。なぜ、このようなクラシック調の名曲をいままで知らなかったのだろうと、不思議に思って調べたところ、なんと!あのハリウッドの大スター、サー・アンソニー・ホプキンス(Sir Anthony Hopkins, CBE, 1937.12.31 - )が若いころ作曲したまま、約半世紀もの間、世に知られることなく眠っていたというわけです。
この曲が世に出たきっかけについては、以下に添付した音楽家のアンドレ・リュー(Andre Rieu)のユーチューブビデオの冒頭の中で、興味深いエピソードが紹介されていますので、関心のある方は視聴してみてください。アンドレ・リューによるドイツ語によるエピソードの紹介については、字幕(スピーチの英訳)を写して和訳をしたので参照してください。
クロマチックハーモニカを含むオーケストラの演奏も併せてお聴きください。
Orchesutora (Andre Rieu) : kzitem.info/news/bejne/koJ9vHubpIKEraQ
* 構成
ピッコロ、オーボエ、クラリネット、ファゴット、サックス、ホルン、トロンボーン、トランペット、ユーフォニアム、チューバ、チンパニ、シンバル、スレイベル、グロッケンシュピール
・原楽譜:Musescre(Arr. Loeksonnemans)
・アレンジ&伴奏音源 : 自作
・ハーモニカ:HOHNER Super 64X
・楽譜作成ソフト:Dorico Element 5
・画像:Pixabay
(ビデオの冒頭でアンドレ・リューが語ったアンソニー・ホプキンスとの出会いのエピソードの文字起こし)
Ladies and gentleman.
I have a surprise for you.
And I must say that it was also a great surprise to me too.
皆様、
今日は皆様にサプライズがあります。
そして、それは私にとっても大きな驚きでした。
A few months ago,
I received a phone call from my office in New York.
One of the staff there said that he had someone on the telephone who wonted to speak to me.
He was a great fan of mine.
数か月前、ニューヨークのオフィスから電話がありました。
スタッフの一人が、私と話したがっている人がいると言いました。
彼は私の大ファンでした。
He’d composed a waltz and he insisted I play this waltz with my orchestra.
I get phone calls like that every day, or emails or letters from people who’ve composed a waltz, and who want me to play it.
Experience has taught me that in all these years
A new Johann Strauss has yet to be born.
I still always prefer the waltz of Johann Strauss.
彼はワルツを作曲し、そのワルツを私のオーケストラで演奏して欲しいと言いました。
私は毎日のように、ワルツを作曲した人から電話やメールや手紙を受け取りますが、皆私にその曲を演奏して欲しいと言います。経験から言うと、長年にわたり、新しいヨハン・シュトラウスが現れることはありませんでした。私は今でもヨハン・シュトラウスのワルツが一番好きです。
But when I heard the man’s name I almost fainted.
He’ s a world famous actor.
Right now, he’s Hollywood’s biggest star.
Fifty years ago this man was a musician.before he went into movies
When he was musician he composed a waltz.
It was written on paper, but had never been heard.
He’d never heard it. He was too scared.
しかし、その男性の名前を聞いたとき、私はほとんど気絶しそうになりました。
彼は世界的に有名な俳優です。
現在、彼はハリウッドの最大のスターです。
50年前、この男性は映画に進む前に音楽家でした。
彼が音楽家だった頃、彼はワルツを作曲しました。
それは紙に書かれていましたが、一度も演奏されたことはありませんでした。
彼自身もそれを聞いたことがありませんでした。怖すぎたのです。
A few years ago, he saw me on American TV.
And he said : He’s the man to play my waltz with his orchestra.
I spoke to him on the phone.
We immediately had great rapport.
He is extremely nice, so I said to him:
Just send me the notes.
And he did.
We recorded the waltz.
And I can tell you,this waltz is fabulous.
Exciting. Romantic, Enthralling.Filmic.
数年前、彼はアメリカのテレビで私を見ました。
そして彼は言いました:「この人が私のワルツをオーケストラで演奏してくれるに違いない」と。
私は彼と電話で話しました。そして、すぐに素晴らしい関係を築きました。
彼はとても素敵な人で、私は彼に言いました:「楽譜を送ってください」と。
そして彼は楽譜を送りました。
私たちはそのワルツを録音しました。
このワルツは素晴らしいです。
エキサイティングで、ロマンチックで、魅惑的で、映画的です。
I am very proud that we can play this waltz in Vienna for the first time.
And I’m even prouder that this world famous Hollywood star from Los Angeles has flown here to be with us this evening
初めてウィーンでこのワルツを演奏できることを非常に誇りに思います。
そして、この世界的に有名なハリウッドのスターがロサンゼルスからここに飛んできて、今夜私たちと一緒にいることをさらに誇りに思います。
Give him a big applause: Sir Anthony Hopkins.
大きな拍手をお願いします:サー・アンソニー・ホプキンス。
Негізгі бет Музыка And the Waltz Goes On(そしてワルツは続く)_ Chromatic Harmonica +
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