博多祝い唄(祝い目出度)は、江戸時代のお伊勢参りの際に聴いた「伊勢音頭」が起源とされています。博多でもあまり知られていないですが、大正時代までは今と異なる節で歌われていました。
一番山笠の櫛田入りの際や、博多どんたく、結婚式、締め、更には故人を偲ぶ際にも歌われる博多っ子にとって欠かせない歌です。
本来は7番までありますが、3番まで歌うのが普通です。一番山笠の櫛田入り、その他の山笠行事は1番だけ歌います。
3番以降の歌詞は↓に表記しておきます。
【3番以降の歌詞】
此方の御庭(おにわ)に御井戸(おいど)を掘れば
御井戸(おいど)を掘れば
水は若水 黄金(かね)が湧く
※囃子ことば※
旦那大黒 御寮(ごりょん)さんな恵比須(えべす)
御寮(ごりょん)さんな恵比須(えべす)
出来た子供は福の神
※囃子ことば※
舟は大黒船 船頭さんな恵比須(えべす)
船頭さんな恵比須(えべす)
乗せた御客(おきゃく)は福の神
※囃子ことば※
ああた百迄 わしゃ九十九(つくも)迄
わしゃ九十九(つくも)迄
共に白髪の生ゆる迄
※囃子ことば※
歌詞は「博多祇園山笠 公式ホームページ」、「山笠ナビ」、「博多のうた」を参考。
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