8月15日(木)、建設業編において、北竜建設業協会・NPOひまわりのメンバーのインターン受入れによる土木工事で、和団地の公園の遊具(滑り台)の解体作業が行われました。
▶ 力を合わせ人力で老朽遊具を撤去
今回は、災害等が発生し、機械が使えない場所等での復旧工事を想定して、スコップやバールなどを使った手作業での解体作業を実施。一部、重機が使用されました。
▶ (株)北興建設・藤信清彦 常務取締役のお話
「災害が発生した時は、機械が使えない場合もあります。その際は手作業で復旧工事をしなければならなりません。今回は、機械に頼るのではなく、スコップ等を使い、手作業での体験をしてもらいます。実際に災害時の土砂撤去は実に大変です。
土木工事は、常に周りの状況を考えながら作業を進めます。いかに効率よく短時間で作業できるかを、全体の状況を把握し見極めながら作業しています。瞬間の判断力が極めて重要です。作業員は常に頭を使い、ぼーっとしている瞬間は存在しません」と、藤信 常務。
▶ 佐々木康宏 町長 & 建設課・川田昌宏 課長が激励訪問
途中、佐々木康宏町長 & 建設課・川田昌宏 課長(一級建築士)が激励訪問されました。
▶ 解体作業過程
1.滑り台を支える中心ポールの根本の台座(コンクリート)を掘り起こす作業
2.滑り板(底板)外し・ディスクグラインダーによる台座外し(プロが担当)
3.ホイールローダーで持ち上げ掘り起こす
4.コンクリート台座の掘り起こし作業
5.ホイールローダーで運び込んだ砂利を穴に埋め込む
6.スコップで平らにならす
7.解体した部品を軽トラに乗せて運搬(プロが担当)
8.掘り起こしたコンクリートのホイールローダー載せ(プロが担当)
9.ホイールローダーで地ならしをして完了!
▶ ちょっと休憩タイム
「懐かしいなぁ〜」 「低すぎて乗りにくいよね」 「この感覚、思い出した!」。
と、錆びついた鉄棒やブランコに揺られて、昔懐かしいひとときの感覚を楽しんでいました。
▶ 作業後の感想
❂ ただ掘るだけの作業なのに、めっちゃ大変でした。機械でやれば簡単かもしれませんが、災害の時やコストの面から、手でやることもあるということを考えれば、現場の人たちの苦労を実感しました
❂ 熱中症気味でした。この炎天下の中、仕事をされている人は凄いなと思いました。
現作業は解体ですが、作るのも解体するのも大変です。作業される人々の支えがあるからこそ、私達が楽しく使うことができるということを改めて実感しました。とても勉強になりました
❂ 子供の頃使っていた遊具がこうして設置されているし、撤去されていることは、普段あまり考えていなかったので、実に大変なことなのだなと思いました。
普段、工事現場の音などしか聞こえていないので、中では大変な作業が行われていることを実感し良い経験になりました。
スコップの使い方等簡単なことでも知らないことがいっぱいでした。物理の原理を利用して作業が進んでいたり、私達がやると重労働なことを、職人の方は30分でこなしているといこを知ったときは、本当に凄いなと思いました
❂ 穴を掘る作業が一番大変でした。ただ掘るのではなくて、コンクリートの石の置かれた状態を把握し理解した上で、掘り起こすための知識と知恵を絞って作業を進めればコンプリートすることを、実際に体験して身をもって実感しました
と、率直な感想を述べてくださった学生さんたちです。
一瞬の気の緩みが事故に繋がる為、身体と頭をフル回転させて、全身全霊で向き合う土木作業!
学生さんたちがこれまでに体験したことのない建設業の苦労・難しさ・大切さを、身をもって実感した建設業作業に、限りない愛と感謝と祈りをこめて。。。
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