悲運の両刀遣いーカニ22
20系寝台特急の地方進出と電化の延伸に伴い、長い時間架線のもとでディーゼル発電機を回すことへの疑念が持たれるようになりました。
電化区間では架線の電力を活用し、騒音と排気ガスの問題を解消するためにカニ22が登場。
しかし、4台の発電機を搭載した重装備は地方幹線では持て余され、せっかくの装備を活用できた期間は短いものとなりました。
パンタグラフも電動発電機も降ろされた、本来の目的とはかけ離れた姿で晩年を過ごすこととなった、悲運の車両ともいえます。
参考資料
最新20系特急客車 関西鉄道学園
国鉄車両誕生秘話 ネコ・パブリッシング
NVIDIA Iray GPU Rendering www.nvidia.com/en-us/design-v...
CGはじめました turbotrain.net/CG.htm
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