東京、高田馬場。住宅街を進んでいくと、街の喧騒とはうってかわり、そこには都会とは思えないほど静かな空間が広がっている。門をくぐり石畳を抜けると四季折々の花々と手入れの行き届いた庭が迎えてくれる。
茶道会館は昭和25年、戦後の荒廃した精神的に不安な状態の中で心の落ち着きを見出そうと、我が国古来からの伝統ある文化、誰にでも身につけることの出来る茶道を広く普及し、復興の役に立ちたいという理想をもって建立された。建設は、青年時代に美術建築を志した初代理事長・北見宗国氏によるもので、裏千家十四代淡々斎宗匠の指導を仰ぎ、京都にて茶室建築を修行した大工によって念入りに造られた建物である。
茶道会館では月に3回、月・火・水・木曜日、昼の部(10時から3時まで)と夜の部(6時から9時まで)に茶道教室を開いている。稽古日の振り替えは自由。各曜日、4人の講師が八畳の茶室4部屋で稽古をしており、一人の生徒に一人の先生がついて指導をするという。講師は筆頭講師の北見宗峰氏をはじめ20人。カルチャーセンターとは違い、北見社中という形で本格的に裏千家の茶道を学べる。また、年間行事として初釜・稲荷茶会・茶筅供養の茶会・紅葉の茶会・研究会茶会・灰形講習・湿し灰づくり・体験茶事なども行っている
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