0:05 「赤いランプの終列車」
※歌詞※
①白い夜霧の灯りに濡れて別れ切ないプラットホームベルが鳴るベルが鳴るさらばと告げて手を振る君は赤いランプの終列車
②涙隠して微笑み合うて窓に残した心の温みあの人はあの人はいつまた逢える旅路の人か赤いランプの終列車
③遠い汽笛に薄れる影に一人佇むプラットホームさようならさようなら瞼の奥に悲しく消える赤いランプの終列車
3:33 「雨降る街角」
※歌詞※
①辛いだろうが野暮なこと言うでないこれきり逢えぬ二人じゃないさせめて震える肩を引き寄せ揺れて歩けば雨が降るあゝ別れ街角
②あれもこれも一時の夢ならば今更俺が泣けたりするか洩れる吐息に潤む青い灯なぜか今宵も雨が降るあゝ慣れた街角
③思い出してただ一人待っていな忘れずきっと迎えにゃ来るぜ未練きれずに濡れて佇む影に嘆きの雨が降るあゝさらば街角
6:49 「博多流し」
※歌詞※
①逢いに来たとて逢われぬ宵は風が身に染む流し唄恋の博多の街の灯更けて渡る大橋影寂し
②咽び泣くかよ川瀬の水も別れ辛さに夜もすがら中洲通れば思い出ばかり呼ぶな二度ない夢ならば
③男なりゃこそ忘れるつもり浮名ばかりがなぜ残る流し疲れて見上げる空に月も寂しやただ一人
10:35 「お富さん」
※歌詞※
①粋な黒塀見越しの松に仇な姿の洗い髪死んだ筈だよお富さん生きていたとはお釈迦様でも知らぬ仏のお富さんエーサオー玄冶店
②過ぎた昔を恨むじゃないが風も染みるよ傷の跡久しぶりだなお富さん今じゃ呼び名も切られの与三よこれで一部じゃお富さんエーサオー済まされめぇ
③かけちゃいけない他人の花に情けかけたが身の運命愚痴はよそうぜお富さんせめて今夜は指しつ指されつ呑んで明かそよお富さんエーサオー茶碗酒
④逢えば懐かし語るも夢さ誰が弾くやら明鴉着いてくる気かお富さん命短く渡る浮世は雨も辛いぜお富さんエーサオー地獄雨
13:19 「別れの一本杉」
※歌詞※
①泣けた泣けた堪えきれずに泣けたっけあの娘と別れた悲しさに山のかけすも泣いていた一本杉の石の地蔵さんのよ村外れ
②遠い遠い思い出しても遠い空必ず東京へ着いたなら便りくれると言った人りんごのような赤い頬っぺたのよあの涙
③呼んで呼んでそっと月夜にゃ呼んでみた嫁にも行かずにこの俺の帰りひたすら待っているあの娘はいくつとうに二十歳はよ過ぎたろに
16:34 「浮草の宿」
※歌詞※
①汽笛が聞こえる港の酒場は流れ流れる浮草の宿お前も俺も似たような運命姉さん開けなよおいらも呑むぜ
②睫毛が濡れてる横顔見てたら捨てた女が心に浮かぶ今更それがどうなるものか今夜はしんみり語ろじゃないか
③二人の身の上流しのギターが聞いてごらんよ歌っていくぜ一夜さ明けりゃさよならあばよマドロス暮らしは切ないものさ
④涙を拭きなよ港の酒場は夢も儚い浮草の宿また逢うときがいつ来るじゃやら元気でおいでよ達者でいなよ
19:54 「別れの波止場」
※歌詞※
①そんなに泣きたきゃ泣くだけお泣き後で笑顔に変わるなら変わるなら俺とお前にゃこれが別れだ最後の夜だあゝやがて霧笛の鳴る夜だ
②そんなに行きたきゃ行こうじゃないかいつも歩いた波止場道波止場道俺とお前にゃこれが別れだ愛しい道だあゝ今日は出船の待つ道だ
③そんなに呑みたきゃたんまりお呑み呑めば辛さも紛れよう紛れよう俺とお前にゃこれが別れだ寂しい酒だあゝ赤の他人になる酒だ
23:32 「ごめんよかんべんナ」
※歌詞※
①待っていたのか今日まで一人そんなか細い体で胸でそうかいそうだろ切なかったろね本当にごめんよかんべんナ
②勝手気ままなおいらの意地が好きと一言言わせなかったそうかいそうだろ泣きたかったろね本当にごめんよかんべんナ
③待っておいでよ死ぬんじゃないぜきっとおいらが治してみせるそうかいそうだろ寂しかったろね本当にごめんよかんべんナ
27:09 「あん時ゃどしゃ降り」
※歌詞※
①あん時ゃどしゃ降り雨ん中胸を弾ませ濡れて待ってた街の角あゝ初恋っていうやつぁ素晴らしいもんさ遠い日のことみんな夢一人しみじみ思い出してる雨ん中
②あん時ゃどしゃ降り雨ん中離れられずに濡れて歩いたどこまでもあゝ別れるっていうやつぁたまんないもんさ辛い運命を恨んだよ一人しみじみ思い出してる雨ん中
③あん時ゃどしゃ降り雨ん中ヤケのやん八濡れて泣いたぜ思い切りあゝ思い出っていうやつぁほろ苦いもんさ今じゃあの娘もどうしてか一人しみじみ思い出してる雨ん中
30:42 「居酒屋」
※歌詞※
①情けをかけて外されてひょろりよろけた裏通りどうしたどうした意気地無し叱りながらもやりきれず居酒屋の灯りへすがりに今日も来る
②昔の俺と同じだと酒を注がれりゃ込み上げる泣くなよ泣くなよ男だぞ涙コップに落としたら居酒屋の古びたビラさえ笑うだろう
③浮世の底に肩寄せて生きる匂いの温かさやるんだやるんだ俺もやる調子外れの歌だけど居酒屋の灯りに歌おうしみじみと
34:26 「別れの燈台」
※歌詞※
①別れ別れ辛さに唇噛めば啼いて渡るか空飛ぶ鳥も今宵限りの二人の影を照らす岬の燈台灯
②どこへどこへ行こうが逢わずにいよが変わらないのが男の心尽きぬ思いのその思い出にともれ岬の燈台灯
③啼いて啼いてはるばる旅ゆく鳥もいつか帰るよ故郷の空へ明日は他国で夢見る海を照らせ岬の燈台灯
38:04 「山の吊橋」
※歌詞※
①山の吊橋ゃどなたが通る倅亡くした鉄砲撃ちが話し相手の犬連れて熊の親父を土産にすると鉄砲一撫でして通るホレユーラユラ
②山の吊橋ゃどなたが通る遠い都へ離れた人をそっと忍びに村娘谷の瀬音が心に染むか涙一拭きして通るホレユーラユラ
③山の吊橋ゃどなたが通る酒がきれたか背中を丸め呑兵衛炭焼き急ぎ足月を頼りに枯葉のようにくしゃみ続けてして通るホレユーラユラ
Негізгі бет Музыка 春日八郎ヒット曲集(1952~1959)
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