ベタ凪の海に誘われるように、出港しました。凪の海は、最高です。無風だと暑いくらいですが、この時期はまだ大丈夫です。私が食べる分は十分にキープしているので、もし、美味な大物が釣れればいいかな?といった気分で船を出します。穏やかな海面を見ているだけで、心が癒されます。陸の上から見るのとは、全然違います。すぐそこに海面があって、海の上にいるのですから、とても臨場感があります。今は、マダイの産卵期真っ只中で、今回釣れたマダイも大量に抱卵していました。その場合は、ほとんど必ずリリースします。子孫を残してもらわないといけません。海中へ去っていくマダイの後姿を見るのが好きです。ほんとうに美しい魚です。代わりと言ってはなんですが、オオモンハタのキロ級が釣れました。このハタは、年によって釣れたり釣れなかったりします。ほかのハタは、そうでもないのですが、オオモンハタは、釣れる周期があります。カツオドリの小さな群れがいました。この鳥、とてもかっこいいです。小魚の捕食名人で、海面すれすれに飛び回りながら、青物の群れに追われて海面に追われた小魚を狙います。カツオドリがいると、小魚の下に青物の群れがいるので、ちょっとわくわくします。大物を掛けた時は、ハマチかヒラマサかと思ったのですが、マダイの大物でした。それにしても、このマダイ、よく引きましたねえ。
Негізгі бет 初夏の漁の記録 (4) 2024
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