■2024年の注目作
・お便り「以前第292回にて『2023年の公開予定の注目作品』についてのお話がありましたが、今年『2024年公開予定の注目作品』についてお伺いしたいです。今後のアンテナの参考とするのはもちろん、第292回を最近2024年になったタイミングで聞くと答え合わせのような楽しさがあったので、1月も終わりつつありますがぜひお聞かせいただきたく存じます。ちなみに私は24年冬公開予定のまどマギ新作が一つ注目作品です!」
・まどマギ楽しみですね!→さやかちゃんが包帯グルグル巻き→ばき「さやかちゃん、自分がどんな格好で登場すると喜ばれるか分かってるねぇ!!」
・中野「九井諒子先生の新作、まだ発表されてないけど何か描いてくれる筈!と思っているので楽しみです。あとは6月に来るエルデンリングのDLCかな…」
・グランブルーファンタジー10周年→大型発表が楽しみ
・STREET FIGHTER6が1周年→アップデートが楽しみ
・デッドプール3、HD-2D版ドラゴンクエストIII
・手塚「アニメだと『キン肉マン完璧超人始祖編』が楽しみですね」
・『劇場版 陰の実力者になりたくて! 残響編』『きみの色』『響け!ユーフォニアム3』『つるばみ色のなぎ子たち』『化け猫あんずちゃん』
■筆が遅い
・お便り「私は同人活動などたまにマンガを描くのですが、滅茶苦茶筆が遅いです。周りと比べるとたぶん1/4かそれ以下のペースでしか描けません。何故遅いのか分析してみたのですが、兎に角ずっと迷っていて実際に手を動かしている時間が少ないです。『このコマなんか変えた方が良い気がするな』『ここ看板になんて文字描こうかな』『上手く描けないな』等々。迷うと手が止まり、手が止まると席を立ち、部屋の中をぐるぐる歩いています。以前、じんしこでも『早く描くには、描ける物だけ描く』という話があり、そりゃそうなんだけど描けないものも描けるようになりたいぜ!という気持ちと板挟みになっています。皆さんは迷って手が止まったりしたらどうしていますか?」
・ばき「まず既に描ける物を書いて、筆が止まる時間がかかりそうな描けない物は、最後に描く…とかの方が効率的な気がします」
・手塚「看板って空白でもいいから、最後に時間が余ったら描く!でも良い気がします。まず最低限読めるように、セリフと顔だけを描く」
・手を動かせば終わる→作業通話などで席を立てない状況を作る
・面倒さが高い作業と低い作業を意識する→自分のやる気に合わせてその日に進める作業を選ぶ
・中野「迷って手が止まっちゃうのって、画面の完成図というか、仕上げ方がイメージ出来てないからだと思います。俺もそうなんですけど、描いたこと無い物を描くときってどこをベタにしよう?トーンにしよう?そういえばあの漫画に似たシーンあったような…みたいに、とにかく時間がかかる」→描いてくうちに自分好みの仕上げがイメージ出来るようになる→描いてればそのうち早くなる(迷いが減っていく)
・今すぐ早くなりたいなら描くのが早い人の画面を参考にする→週刊漫画の画面は効率化されている
・仕上げに『縛り』を入れる→手塚「例えば僕は使うトーンの種類は2パータン+グラデに限定しています」→濃いか薄いかグラデかの3択→グラデトーンは七難隠す
・白い紙の前で迷うより、とりあえず手を動かしてみる
・手塚「アタリを取って丁寧に描くやり方は、丁寧でいいと思うけど速さは出ないですよね。下書き無しでいきなり描くのをやってみるといいと思います。そうすると形を取る力が身に付いて描くのが早くなっていく」ばき「それって手塚さんの異常性の話じゃないの??」
・「早描きなのにいい感じの絵」を手に入れるには早描きをしていくしかない
・中野「手塚さんの言う通りだなと思うけど、でも人情として、なるべく時間を描けて丁寧に良いものを描きたい!って気持ちがあるわけじゃないですか。だから、俺が早描きスタイルを練習するには、もっと自分を忙しい状況に置いて、強制的に早描きせざるを得なくしなきゃなんだろうな…と思います」
・兼業作家の多忙な環境が早描きスタイルを生み出した?
・手塚「早描きの練習をする前に、一度ゆっくり描いてみた経験が重要だと思います。目指すべき完成イメージがあってから、それを省略して早描きする」
・筆が速いと沢山描ける→沢山描くと上達が速い→好循環
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