『めざせ!女性科学者』は、最先端の研究をしている日本の女性研究者に研究の魅力を伺う動画シリーズです。
脳を構成する神経細胞は大人になっても新しく生まれるらしい!?
その鍵は、神経系の細胞を生み出す「神経幹細胞」という特別な細胞。
赤ちゃんから大人まで、ヒトの一生を通して脳を支え続ける、その八面六臂の活躍とは?
出演:後藤由季子(東京大学 教授)
主宰:Path to Science for Girls
制作:NHKエデュケーショナル
【おすすめ参考文献(+後藤先生のコメント)】
○『美しき未完成』 リタ レーヴィ・モンタルチーニ著
(絶版になっていますが、翻訳本はネットで入手できます)
彼女はムッソリーニ政権下でユダヤ人医師として迫害をうけ、自宅で細々と実験を続けました。その研究成果は海外で評価され、アメリカに渡り、ノーベル賞の授賞に至ります。この自伝には、「いかに困難な状況にあろうとも、情熱と献身が最高の報酬をもたらしてくれ、挑戦に満ちた素晴らしい人生を与えてくれる」といったメッセージが書いてあります。
○『モノ申す人類学』(青土社)
○『世界は美しくて不思議に満ちている』(青土社)
○『生き物をめぐる4つの「なぜ」』(集英社)
○『動物の生存戦略』(左右社)
いずれも長谷川真理子著
長谷川先生は私の憧れの人類学者です。私が学生だったころに若い研究者としていきいきと活躍されているのを見てとても刺激をうけました。その後も自由闊達に生きて研究人生を謳歌され、また社会へのメッセージも伝え続けておられます。
○『進化しすぎた脳』池谷裕二著
コメンテーターとしても活躍されている、東大薬学部の池谷先生です。脳に関する面白い本をたくさん執筆されているのですが、ご本人から中高生にこの本をお薦めくださいました。
【Path to Science for Girls (PSG)とは?】
全国の中高校生に対して最先端のサイエンス研究をしている先輩たちの姿を紹介し、進路選択を支援するプロジェクトです。女性の大学教員や大学生・大学院生と女子中高校生をオンラインで繋ぐことによって、全ての中高校生が「やりたいことを最前線でできる場所にいる未来の自分」を具体的にイメージし、皆さん一人ひとりが目標を達成する力を持っていることに気づいてほしいと考えています。そのために、中高校生・保護者・教育関係者向けのオンラインワークショップ開催や、ウェブページ・SNSでの情報発信などを行っています。
ウェブページ: psgproject.wix...
Twitter: / psgoffice
Instagram: / pathtoscienceforgirls
Facebook: / path2science4girls
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