10月1日、関東に最接近する大型で非常に強い勢力の台風16号。この台風の目の中に29日、日本テレビのカメラが入りました。そこで明らかになったのは。
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ゆっくりと北上する大型で非常に強い台風16号。10月1日には勢力を保ったまま伊豆諸島に接近する見込みです。
衛星画像を見ると、真ん中にうつる台風の目は、勢力が強いほどはっきり見えるといいます。
29日、私たちが航空機で向かったのはその台風の目。専門家に同行し撮影することができました。
台風に近づくにつれ機体の揺れが激しくなり、目に入ると景色が一変。渦巻く雲の間から青い海が見えます。すぐ近くには、台風の目を囲むように高く立体的な雲や筋状に広がった雨雲があります。
名古屋大学・坪木和久教授「非常に強い台風の特徴ですので、まさに現在強い勢力を保っているということ」
実際に、台風の勢力を観測する装置を投下してみると、中心気圧はおよそ935ヘクトパスカル。
名古屋大学・坪木和久教授「台風は勢力を維持しているということ。まだ発達している可能性はあります」
発達中だという台風16号。10月1日には、関東などでも暴風や激しい雨が降る予想で、気象庁は警戒を呼びかけています。(2021年9月29日放送「news zero」より )
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