2014年8月17日よみうり大手町ホールで開催致しました「第70回 藤本昭子地歌ライブ」より、地歌《吾妻獅子》(歌・三弦:藤本昭子、歌・箏:山登松和、尺八:善養寺惠介。
Akiko Fujimoto (voice, sangen) , Shōwa Yamato (voice, koto), Keisuke Zenyōji (shakuhachi) play Jiuta ''Azuma jishi'' at Yomiuri Ootemachi Hall, 17 August 2014.
この日の地歌ライブは「獅子五題」と題し、《難波獅子》《八千代獅子》《越後獅子》《御山獅子》《吾妻獅子》の5曲をそれぞれ演奏形態を変えて演奏致しました。
《吾妻獅子》は、九州系地歌では三弦の本手・替手の合奏が主流で、お箏との合奏はあまり致しませんが、山登さんに華やかな山田流の箏の手でフィナーレを飾って頂きました。山田流のお箏との合奏は、間の取り方の違い、緩急の違い、合口や手数の違いなどなど、流派の違いはこういうことなのだと改めて認識致しました。何度も下合わせを重ねて頂き、何とか合わせられるようになったかな?と思いきや、山登さんの方が合わせて下さっていたという始末。多大なご苦労をおかけしてしまいました。けれども間合いが合うにつれてとても楽しくなり、流派の壁を超えた合奏の妙味にハマりました。
祖母の時代は、頻繁に山田流との合奏が行われていたそうですが、なるほどです。
Негізгі бет 地歌《吾妻獅子》 Jiuta ''Azuma jishi''
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