梅雨の始まる前に、北アルプス蝶が岳に小屋泊で行ってきました。例年より雪解けは早い物の、稜線間近には残雪が残り、気温も10°前後と少し肌寒い山行になりました。
年に数回は必ず訪れる上高地からのアプローチで、徳澤~長塀山~蝶ヶ岳~横尾~河童橋で周回。
六月中旬ということもあり、高山植物の開花の隆盛の時期で、深緑と相まり、立ち止まる回数も増え、コースタイムを大幅にオーバーする山行となりながらも、映像のネタになる花々も多く、
眼福の山行と、夏へ向けた植物たちのエネルギッシュで爽やかなシーンに沢山出逢えました。
長塀山のアプローチは、初期急登の時間帯が長く、息も絶え絶えでしたが、気温が10°前後の為、
汗も適度にかいては、乾いてを繰り返し、エネルギー消耗は比較的抑えられた山行となりました。
蝶が岳ヒュッテ付近では、人慣れしたライチョウさんが、私を撮ってと言わんばかりに、人の群衆の前を飛び回り、まるで自分はアイドルかのように可憐に、人間たちを魅了しており、非常に滑稽にも映るシーンの数々で、安定して動画におさめれたのは思わぬ収穫でした。
初日夕方以降は雲がとれず、夜中も曇り、星空はとれず終い。
しかし翌朝のドン曇りからの、安曇野へのモルゲン光芒が、極めて神秘的で、この時にしか出逢えない景色と、山肌の艶感、光る街の美しさ、移ろう光芒のラインの変化など、圧倒的なシーンが捉えられた事に感無量な境地に。この景色を見れただけでも、北アルプスは穂高だけではない、美しいシーンに出逢える山域である事が再発見でき、感慨深い山行となりました。
映像には無いですが、ヒュッテの寝床も、蚕部屋でしたが、ロールスクリーンなどで、しっかりパーソナルスペースが確保されており、夜は耳栓と共に快適に睡眠確保出来ました。
初心者向けの山というけれども、頂上付近の天候の変わり方は著しく、荒天、曇天、好天が入り乱れ、少し低気圧が来たら、低体温症になるリスクはこの時期でもある為、天候との相談での2500m越え登山をするべきと、それなりにグレードのあるレベルとも感じました。
また、蝶槍には今回行かなかったので、次回は燕岳からのパノラマ銀座縦走を実現すべく宿題として、この山行を終えました。帰路の焼岳は昨今の火山性地震の影響を全く感じさせない、悠然とした姿で、大正池にリフレクシ、相変わらずの美しさに惚れ惚れしました。
何はともあれ、ソロ山行ながら、飽きの来ない、暑さの前の爽やかな北アルプスを体感できてので、その感覚が映像でお伝えできればこれ幸いです!!
【携行カメラ機種】
・Dji osmo action4
・Sony α7c
【レンズ】
・Sony SEL 20mm F1.8 G
・Tamron 28-200 f2.8-5.6 Di ⅲ RXD
・zzies 55mm F1.8
【山道具】
・Backpack: 山と道 THREE
・HOLDER: TME BOTTLE HOLDER
・Cap: Ridge mountain gear Basic Cap
・Shirts: icebreaker merinowool
・Sox: injinji
・Under wear: WUNDERWEAR50/50
・Base layer: icebreaker merino 150 tecklightIII short sleeve
・Active insulation: STATIC ADRIFT FOODIE
・glasses: goodr Sunbathing with Wizards
Негізгі бет Тәжірибелік нұсқаулар және стиль 【蝶ヶ岳登山】隆盛の新緑と北アルプスを望む 上高地~蝶ヶ岳周回
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