年々増加する自然災害によって発生する停電。
UPSによる非常照明を設置したものの、使える電力に限りがあることから少し不便に感じておりました。
そこで、今回はデンヨーの発電機を使用し、停電時に自動で起動し給電してくれるシステムを制作いたしました。
発電機のキースイッチからの配線をブランチし、NAISのメモリーリレーに接続して自動始動させています。発電機からの発電信号がない場合は、再度始動するようプログラムしてあります。
また、商用電源と非常電源の接続を防ぐため、二つの電磁開閉器を用いて給電をかぶることを防いでおります。簡単な仕組みとしては、商用電源側の電磁開閉器のB接点を用いて、発電機側の電磁開閉器が投入されないようになっております。他にも、逆送電は大変危険であるので、フェイルセーフは頑丈に施してあります。
また、瞬時停電などは機械の誤動作を招く可能性があるため、瞬時の切替をやめてある程度の猶予時間を持たせています。こうすることで、より安定した設備の動作を担保しています。
発電機の容量は2.8kvaと大容量のため、普通に生活する分には全く不便を感じません。理想であった、“停電したかわからない”を実現させることができました。
制作費用は、
発電機:29800円
制御部品:約10000円
合計:約40000円となりました。
これより詳しい動作風景について、今後動画にしていく予定です。
Негізгі бет 発電機を用いた停電対策
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