大阪の守口市と門真市を中心に放送している「エフエムもりぐち」
愛称は「FM-HANAKO」
1993年に開局した、地域のイベントや防災情報を発信する地域密着型のコミュニティFMです。
開局の翌年に入社し、DJとして29年間放送に携わってきた大槻直美さん。
コミュニティFMは現在、全国に339局あります。
「エフエムもりぐち」は全国で2番目に古く歴史のある局です。
開局から1年半、阪神淡路大震災が起きました。
阪神淡路大震災を経て、市民と消防をつなぐ緊急情報システムを導入。
消防士が市民に直接情報を伝えるという当時では珍しい取り組みも始めました。
地域密着で市民に愛されたラジオ局。
しかし、放送業務委託料3000万円余りを毎年支払ってきた守口市がSNSの普及など情報伝達手段が多様化したことで来年度の予算計上を中止。
時代の流れと共に消えることになりました。
エフエムもりぐちはきょう3月31日(金)午後7時に、およそ30年の歴史に幕を閉じます。
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