・いつも専門的なご質問ありがとうございます。 その通りです。慣性モーメントも違います。ピアノトークの動画ではモーメントの説明を付け加えるとその説明(慣性モーメントとは何なのか?)からの説明が必要で長くなってしまうことから省きましたが、素材の長さや大きさ、梃子比率、質量等の違いでモーメントが違ってきますのでご想像通り、長い方が全て良い訳ではありませんが、その辺のバランスを考慮した上でメーカーは鍵盤の長さを決めています。 by TAKE ・演奏もお楽しみいただきありがとうございます♪これからも楽しくお届けしていきますね(^-^) by Hanako
現在、フルコンを製造しているメーカーも創業当時からフルコンは作っていませんでした。 ご指摘のように音楽、特にピアノが生まれた西欧では音楽は貴族階級の文化でしたから、サロン的な広間で弾かれることが多く、仰られるように200cm前後のグランドピアノが主流でした。 音楽が一般大衆の文化になる頃に、大きなコンサートホールが作られ必要に応じてその舞台にフルコンのピアノが登場して来ました。 その後、フルコンを作るようになったメーカーは、著名なピアニスト達に選んでもらえるように各社が競い合いそれぞれに優れたフルコンが完成して来ました。 現在ではそれらフルコンの優れた設計思想の性能、機能を中型、小型のピアノにも活かされるように小さいピアノもさらに改良を重ねているということになります。 by TAKE
C5Xは重量が350Kgで、フルコンはメーカーの違いもありますが約500Kgです。 現在の建築基準法(1950年制定)では一般住宅の場合、床面荷重が1㎡あたり180Kgに耐えられるように定められています。 1㎡の広さに60Kgの人が3人と思えば分かりやすいかと思います。 フルコンは約4.5㎡の面積がありますのが面積耐荷重は単純計算でも4.5×180Kg=810Kgとなり約500Kgの荷重に耐えられます。 また、グランドピアノは3本足なのでピアノ重量をこれも単純に割ると1本足あたり500Kg÷3=約167Kgとなり、これも1㎡耐荷重180Kg以内です。 ですから今のお部屋にフルコンを置いても大丈夫です。 なお、音響的にもフルコンになると共鳴倍音は増えますが全体音量はそんなには変わりませんので防音の強化施工の必要もないと思います。 ただし、フルコンを入れて同じ部屋にピアノ2台にする時は、部屋の面積上は大丈夫ですが念のため家の建築業者に確認をするのが安全です。 by TAKE
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