長い冬をグッとこらえて、待ちに待った高島トレイルだったのに…。
登山口のあるマキノ高原キャンプ場は快晴で、意気揚々と歩き始めた。ただ、若狭湾方面から流れ来る不穏なガスが、猛烈な勢いで赤坂山の稜線を吹き抜けているのが見えた。
祈る思いで登り始めると、中腹を過ぎた辺りからジェット機が飛ぶようなゴォォ〜という重低音が山頂方向から途切れる事なく聞こえ始め、稜線に上がると、辺り一面真っ白なモノクロームな世界の中、猛烈な強風に吹きつけられた霧の様な微細な雨粒が暴れ狂う荒野と化していて、僕は途方に暮れて立ち尽くすしかなかった。
まぁ、仕方がない。こんな日もあるさ。
踵を返し、もと来た道を下る。また近いうちの再訪を誓って。
余談だけど、下界に降りてバスの時刻を確認したらかなりの待ち時間だったので、仕方なくトボトボとメタセコイヤ並木を眺めながらマキノ駅までの6キロのロードを歩いていたら、思った以上に時間がかかってバスに抜かれた(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
うん、まぁ、いい旅だったよ(笑)
次こそは❗️
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Негізгі бет Спорт 高島トレイル撤退記 ー僕の高島トレイルは儚く散ったー
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