今回のテーマは3つのヌクレオチドです。
リン酸ー糖ー塩基を持ったものをヌクレオチドというので、
核酸であるDNA、RNAはもちろん、エネルギー通過であるATPもヌクレオチドです。
それぞれの持っている物質の違いを見ると、
DNA 糖ーデオキシリボース 塩基ーG A C T の4種類
RNA 糖ーリボース 塩基ーG A C U の4種類
ATP リン酸が3つ 糖ーリボース 塩基ーAの1種類のみ
ちなみに塩基はCとG、AとTが結合するのでしたね。
(アニメ「エヴァンゲリオン」の覚え方で言うと、CGアニメとATフィールド)
またATPではなぜA(アデニン)を利用するのかというと、実はGがくっついたGTPや、CがくっついたCTP、TがくっついたTTPなども存在するんです。ただし、生物が誕生した頃にA(アデニン)を持つATPを利用する生物がたまたま生き残って進化したためではないかと考えられています。
また、ATPのもつ2つの高エネルギーリン酸結合のうち、切れるのは先端側の高エネルギーリン酸結合です。これも、もし基部側の高エネルギーリン酸結合が切れて、リン酸ー糖ー塩基(A)になってしまうと、これはRNAと同じになってしまいます。RNAをたくさん使ったのでATPが合成できないなどとなってしまっては困りますよね?だからリン酸が3つついたATP、リン酸が1つ取れた ADP、これらを使って分解と合成を繰り返しているのではないかと考えられたりもしています。
Негізгі бет 高校生物基礎「3つのヌクレオチド DNA RNA ATP 」
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