国際NGO「国境なき記者団」(本部・パリ)が3日、2024年の「報道の自由度ランキング」を発表しました。調査対象の180カ国・地域のうち、日本は70位(前年68位)となり、主要7カ国(G7)の中で依然、最下位だったと朝日新聞は報じています。
同NGOは日本の状況について「伝統の重みや経済的利益、政治的圧力、男女の不平等が、反権力としてのジャーナリストの役割を頻繁に妨げている」と批判。2012年の第二次安倍政権の発足以降にジャーナリストにr対する不信感が広がったとする一方、記者クラブ制度がメディアの自己検閲や外国人ジャーナリストらの差別に繋がっているとしています。
さて、日本より上位にはリベリア60位、ウクライナ61位、韓国62位などが並んでいます。日本はウクライナよりも自由度が低い社会なのでしょうか?
実は日本の報道の自由度ランキングは2010年は11位でした。それが2013年に安倍政権が発足してから一気に53位まで落ちました。このときの急降下の理由は「福島第一原発の事故に直接、間接に関係する話題は独自取材してはいけないと当局が禁じているため」としています。しかし、原発事故は2011年ですし、原発事故が原因で急降下したという割には、原発の影響がなくなったとも順位は下がるばかりで、説得力のある説明にはなっていません。
2014年に日本の順位は59位でしたが、加藤達也・産経新聞ソウル支局長(当時)を在宅起訴したという言論弾圧事件を起こした韓国は、日本より上位の57位でした。しかも2017年に文在寅政権が誕生すると、63位から急に42位まで急上昇しています。
逆に2010年に11位だった日本ですが、この年、菅直人政権は尖閣諸島沖で中国漁船が海上保安庁の巡視船に衝突した事件に関し、自民党が公開を求めたにも関わらず、映像を非公開にし、YOUTUBE上に映像を公開した一色正春氏を書類送検するという言論弾圧事件を起こしています。なぜ、それなのに11位なのでしょうか? また国境なき記者団は「記者クラブ制度」を順位が低い理由にあげていますが、2010年ごろは今よりもずっと記者クラブは排他的でした。いちいち理由が説明のつかないものばかりで、要は恣意的に順位をいじっているのではないか、と思わざるを得ないのです。国境なき記者団は、全てのデータを公開すべきではないでしょうか? ま、僕はこんなものに毫も信用性があるとは思っていませんので、別にどうでもいいっちゃいいんですが。
Негізгі бет 「国境なき記者団」の報道に自由度ランキング、日本はG7中最下位の70位 でもツッコミどころ満載のインチキ感を指摘します
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