J2最多入場者数を更新! 頂上決戦の清水vs.横浜FCに5万5598人が集結! (サカダイ)
9月28日開催のJ2第33節で、首位の清水エスパルスと2位の横浜FCが国立競技場で対戦。
大注目の頂上決戦。清水のホーム扱いのゲームで、試合前から多くの観客が訪れることが予想されていたが、後半の途中に発表されたこの日の入場者数は5万5598人。
これは、清水が昨年のジェフユナイテッド千葉戦で記録したJ2最多入場者数(4万7628人)を更新する数字となった。
まさに大観衆のもとで行なわれているビッグマッチは、果たしてどんな結末を迎えるか。
J2歴代最多5万5598人が来場した首位攻防戦はドロー 乾貴士「勝ちたかった」(日刊スポーツ)
清水エスパルスは首位攻防戦で勝ち点1を積み上げた。後半11分、自陣右サイドを崩され、警戒していたクロスからの攻撃で失点。1点を追う劣勢から秋葉忠宏監督(48)が動いた。
同23分に選手3人を同時交代させるカードを切った。システムも4バックから3バックに変更。すると、流れは好転した。同29分、右サイドでカウンターを発動。パス3本で中央を崩すと、こぼれ球をMF宮本航汰(28)が右足で押し込んだ。ゴールは3月の大分トリニータ戦以来29試合ぶりで「触らなくても入っていたけれど、確実に仕留めるために押し込んだ。ほぼテル(原輝綺)のゴール」と控えめに喜んだ。
この日はJ2歴代最多となる5万5598人が来場した。MF乾貴士(36)は「たくさんお客さんが入った中でできたことは楽しかった。ただ勝ちたかった」と悔しさをにじませた。
勝ち点1を積み上げ、29日に試合を行う3位V・ファーレン長崎との勝ち点差は暫定で「12」となった。今季も残り5試合で、首位をキープした清水は来月6日にアウェーで水戸ホーリーホックと対戦する。
元日本代表も「去年と違う」 J2史上最多5万5598人…因縁の国立で示した“清水の進化”(FOOTBALL ZONE)
因縁の地で進化した姿を見せた。J2首位の清水エスパルスは28日、国立競技場で横浜FCと対戦し、1-1のドローに持ち込んだ。勝ち点1を積み重ねて「72」とし、3位・Vファーレン長崎の結果次第で、次節にもJ1昇格が決まることに。昨季、目の前にまで迫っていたJ1昇格をプレーオフで逃した国立の地で、集結したJ2史上最多5万5598人の大観衆に、選手たちは逞しさを示してみせた。
前半をスコアレスで折り返して迎えた後半、清水は先手を奪われた。開始から主導権を奪われると、11分にFWジョアン・パウロに押し込まれて先制点を献上。追いかける展開となり、劣勢に立たされた。
流れを変えたのは後半23分、一度に3人を入れ替えた選手交代だった。MF矢島慎也、DF北爪健吾、MF宮本航汰を一気に投入すると、横浜FCを押し返すことに成功。同29分にはDF原輝綺が持ち上げると、矢島、途中出場のMFカルリーニョス・ジュニオとつなぎ、走り込んできた原がシュート。GK市川暉記に阻まれたものの、こぼれ球を宮本が押し込んで同点に追いついた。
チーム最年長36歳の元日本代表MF乾貴士は「途中から出てきた選手がスイッチを入れてくれる。今日に関しても(宮本)航汰とか(矢島)慎也とかが入ってスイッチが入ったので、そういう選手が仕事をしてくれるっていうのが助かりますね。去年と違うのは多分そういうところだと思う」と口にした。劣勢に陥ってもそれを跳ね返すことができる“底力”が、昨年までの清水になかったものだ。
秋葉忠宏監督もチームの成長をこう語る。「間違いなく我慢強く、したたかに、勝負強くなったなっていう風に思います。しっかりと強いメンタリティを持って、じれずに、勝負強く、我慢強くやれるようになったっていうのは、去年からの一番の大きな進化だと思います」。我慢強さ、したたかさ、勝負強さ……。指揮官は何度も繰り返して、イレブンの変化を認めた。
昨季は第41節まで自動昇格圏の2位に位置しながら、最終節で水戸ホーリーホックと引き分けに終わり、勝ち点1差で4位に転落してJ1昇格プレーオフに回ることに。プレーオフ準決勝はモンテディオ山形と引き分けて決勝に駒を進めたものの、国立競技場で行われた東京ヴェルディ(東京V)との決勝は1-1の引き分け。リーグ戦3位だった東京VにJ1昇格を奪われて、あと一歩のところで涙を流した。
指揮官は「去年は正直言うとメンタル的に少し弱く、脆い部分があって、自分たちから崩れるゲームが非常に多かったなっていう風に思います」と回顧する。今季は勝負強さをテーマに掲げ、練習量もかなり増やしてきたという。前節までは2試合連続で逆転勝利。「日常で常に手を抜かず100%でやるからこそ、この我慢強さとか、じれずに、勝負どころまで我慢が利くようなところになっている」。秋葉監督は日々の成果だと胸を張る。
昇格決定の可能性のある次節は、なんの因果か、昨季最終節で苦渋を舐めさせられた敵地での水戸戦。華々しくJ1昇格を決めるには、この上ない相手とも言える。「水戸さんどうこうというより、まずは自分たちに矢印を向けて、準備をしたい」と秋葉監督。J1昇格をその手に掴むまで、緩めることなく、突き進んでいく。
J2 第33節
清水エスパルス(1位)vs横浜FC
国立競技場 2024年9月28日
清水エスパルス
GK
57 権田 修一
DF
3 高橋 祐治
14 山原 怜音
66 住吉 ジェラニレショーン
70 原 輝綺
MF
11 ルーカス ブラガ
16 西澤 健太
33 乾貴士
36 宇野 禅斗
71 中村 亮太朗
FW
23 北川 航也
横浜FC
GK
21
市川 暉記
DF
2 ンドカ ボニフェイス
5 ガブリエウ
24 福森晃斗
MF
4 ユーリ ララ
7 井上 潮音
8 山根 永遠
14 中野 嘉大
13 小川 慶治朗
38 高橋利樹
FW
78 ジョアンパウロ
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Негізгі бет 【観衆55,598人】ドローン演出も鮮やかな 清水エスパルス選手紹介【清水vs横浜FC】2024/9/28 国立競技場
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