7月2日、新潟市の美術館でイラストレーターなどとして活躍した和田誠さんの作品を集めた展覧会が始まります。
1日は開場式が行われ、妻で料理愛好家の平野レミさんが出席。和田さんの人柄や作品の魅力について話を聞きました。
新潟市中央区の県立万代島美術館で行われた『和田誠展』の開場式。
この展覧会では、イラストレーターやグラフィックデザイナーとして活躍した和田誠さんの映画のポスターや似顔絵などの作品が展示されています。
この日は、和田さんの妻で料理愛好家の平野レミさんが出席し、2019年に亡くなった和田さんの人柄などについて話してくれました。
【平野レミさん】
「静かに黙って、ニコニコしている人、いい人だった。本当にいい人。うちの夫は紙と鉛筆をいつも持っていた。『俺なんて朝、毎日幸せを感じているよ』って言うの。ワクワクするんだって。だから和田さん、本当に仕事が好きだったのね」
会場には2800点以上の作品が並び、和田さんの83年にわたる創作活動の歴史を感じることができます。
作品の中には、新潟に関係するものもありました。
【平野レミさん】
「私が出ているの。たらい舟に私が乗っているところを和田さんが写真を撮って。あった、あった。これ、これ。私ですよ」
佐渡が大好きだったという和田さん。たらい舟に乗っている女性は平野さんがモデルです。このほかにも…
【平野レミさん】
「メガネをかけているでしょ。『レミはしょっちゅう仕事や家庭で料理をしているから』と、“COOKクック”というメガネを作ってくれたり。もう、なんでもやってくれるの。私にとても親切だった」
家族のことを思って制作したセーターや本などもあり、和田さんの家族思いの一面を知ることもできます。
【平野レミさん】
「見終わったあとに『楽しかったな』とか『幸せだったな』とか、フフフって笑えるような、そういう感じで帰ってくださったらいい」
この展覧会は県立万代島美術館(新潟市中央区)で、7月2日~8月28日まで開かれます。
Негізгі бет 和田誠さんの作品が一堂に! 妻・平野レミさんが思い出語る「とても親切だった」【新潟市】 (22/07/01
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