難しい点
・打球感が硬め
・弾道が直線的
・インナーフォースALCよりよく弾むので、ボールの真上を捉えないとオーバーする。
弾む分だけ台との距離感も変えたほうがいいかなというくらい。
・球持ちはないわけではないが、あるというわけでもない。相手のツッツキを持ち上げたりするのはALCより少しやりにくい。
・インナーALCは擦っても当てても打てるが、このインナーZLCは擦りは向いてないかもしれない。当て気味に打った方が良いボールが出る。つまり打点は下げると不利になりやすい。
当て気味に打てば良いボールが出るが、弾むし弾道も直線的だから慣れないとオーバーしたり、ネットにかかったりがインナーALCよりシビア。
素晴らしい点
・ブロック&カウンター:ラケットの硬さがあるので、相手の威力に押されにくい。抑えやすいのでカウンターがやりやすい。
・対上回転のボールを水平気味に強打すると、インナーフォースALCだと回転がかかりきらずに飛んでしまうので慎重にインパクトする必要があるが、このZLCではボールを掴みながら(回転をかけながら)速いボールを繰り出すことができる。
・下がった位置から水平に強打した時、スピードも出るのにボールを掴んで回転もかけられる。
結論:インナーフォースALCを1年近く使用したが、このラケットは急には使えない。
慣れが必要。弾みや硬さは、インナーとアウターの間だが、アウター寄りである。
バックはZLC、フォアはALCでプレーしたいと思えてくる。
普段木材ラケットで威力不足に悩んでいる方は、インナーALCの方が良いと思われる。
反対に普段使用されているアウターが飛びすぎると感じる方には、微調整レベルで抑えられるから良いかもしれない。
そのような感じで、基本的には超攻撃的ラケットと見て良いのではないかと思いました。
試したラバー
フォア:省狂3ブルスポ
バック:ヘキサーグリップSFX◎、ヘキサーパワーグリップSFX△、ラクザ7ソフト○、リズム375△
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