かつて日本一の品質を誇る石炭を採掘し日本の近代化をけん引していた長崎市の海底炭坑「端島炭坑」が15日で閉山50年を迎え、元島民らによる記念セレモニーが開かれました。長崎市松が枝町の「軍艦島デジタルミュージアム」で記念セレモニーは開かれ、かつての島民6人によるトークショーが行われました。
加地英夫さんは端島炭坑・工作課で働いていた元炭坑マンです。●加地英夫さん(91)
「91才になりました。光陰矢の如し」長崎半島の沖合に浮かぶ「端島」。「黒いダイヤ」と呼ばれた石炭を採掘するための島には当時、日本中から人・もの・最先端の技術が集まりました。人口は最盛期およそ5千人人口密度は世界一でした。●元島民・高崎邦穂さん(87)
「みんな親戚のように暮らしてました」●元島民・溝辺武磨さん(80)
「どこの家にも鍵がないんですよ」1974年端島炭坑は「石炭を取り尽くした」として閉山ー島は無人島となり荒廃していきましたが2015年に日本の近代化をけん引した産業遺構として世界文化遺産に登録され今や長崎市を代表する観光地となっています。●元島民・加地英夫さん(91)
「閉山50年。世界の人がその姿を見ているよ、ということがぱーっと浮かんできました」●元島民・木下稔さん(70)
「本当に助け合うーそういう島だったことを伝えていきたい」●長崎市・世界遺産室栗脇善朗室長
「観光客数も落ち込んでいない施設、珍しい施設だと思う。ある意味世界中の人が注目している施設なので長崎市の観光資源としてうまく守っていきたいと思っています」時代と共に栄え朽ちていく姿が多くの人を引き付けている端島。来月には5面のディスプレイで島を体感できる「軍艦島立体シアター」もオープン予定です。
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