今夏は高温多雨傾向 コロナ禍の注意点は
(解説:気象予報士 #穂川果音)
今年の春は平年よりも暖かく、桜の開花の便りもいつもより早く届いています。
さて、少し気が早いですが、今年の梅雨から夏にかけてのお天気の傾向を見ていきましょう。
今年の夏、全国的に暖かい空気に覆われ、また太平洋高気圧も平年より西側に張り出す傾向。このため、全国的に気温が高く、特に沖縄地方で暑さが厳しくなりそうです。熱中症対策はしっかりとお願いします。
そして、インドネシア付近では海面水温が平年よりも高い傾向になりそうです。このため、暖かく湿った空気が太平洋高気圧の縁に沿って北上し、梅雨の時期はいつもよりも雨の日が多くなり、また降水量も多くなる予想です。
海面水温が高いということで、台風の発生も予想されます。特に、梅雨の時期、梅雨前線が日本列島にかかっているときに台風が接近すると、記録的な大雨になることもあり、注意が必要です。
というわけで、今年もコロナ禍でのこの暑さと雨の備えをしっかりとしておきましょう。
まずは熱中症対策。昨年もマスクをつけたままで、熱中症になって搬送される方が多くいらっしゃいました。
今年は、着るもので対策をしましょう。太陽の熱を集めにくいような薄い色の服。そして、通気性の良い素材の洋服を選ぶようにしてみましょう。
また、日傘や帽子を使って暑さをしのぎましょう。
マスクをしていると喉の渇きが感じにくくなります。意識してこまめに水分補給を行うようにしましょう。
そして大雨への備えです。
自分のお住まいの地域がどういった状況になったら避難所に行くのか、または在宅避難にするのか。今一度確認し、見つめなおし、また家族とも話し合っておくのが大切です。
そして、コロナ禍ですから、防災グッズの見直しも大切です。通常の非常袋に加えて、体温計やアルコール除菌スプレー、またマスクやビニル袋なども多めに入れておくと安心です。
また、高温多湿ですから、食中毒の危険性は高まります。食品の管理もしっかりとするようにしておきましょう。
#天気予報 #暖候期 #夏 #夏の天気 #梅雨 #梅雨の天気 #高温多雨 #熱中症 #食中毒 #防災 #大雨 #避難 #コロナ禍 #台風
Негізгі бет Ғылым және технология 今夏は高温多雨傾向 コロナ禍の注意点は (解説:気象予報士
Пікірлер