ドライバー不足の京都市バスで最年少となる19歳の運転手が誕生しました。
深緑色の制服に身を包み緊張した面持ちの中出丈さん19歳。京都市バスで働く最年少のバス運転手です。バス業界の人手不足が深刻化する中、2022年5月に改正道路交通法が施行され、条件を満たせば19歳以上で第二種免許や大型・中型免許の受験が可能になりました。幼いころから車が好きで高校在籍中に普通免許を取得していた中出さんは、今回の改正により去年12月に大型二種免許を取得。バス運転手という夢を想定より早く叶えることができました。
(京都市バス運転士・MK所属 中出丈さん)「中学の修学旅行で長野県まで行ったときに、観光バスの運転手さんを見てかっこいいと思ったから。嬉しいです。21歳以降で自分で取りに行こうと思っていたのが、19歳から取れるようになって」
日本バス協会の調査では、高齢化などを背景に運転手は、2030年度には9万3000人まで減少。一方で、今年4月以降に時間外労働の上限が規制されることから、これまでの輸送規模を維持するためには12万9000人が必要とされていて、2030年度には3万6000人の運転手が不足する見通しです。
2月8日に念願のバス運転手としてデビューした中出さんは、京都駅を出発して東寺を回るルートなど京都市内を走る4路線を担当しています。デビューして約2週間、19歳という若いバス運転手に、バスの利用者の反応は?
(乗客)「丁寧やな。若者やさかい。頑張ってほしい、このまま」
中出さんが所属するMKグループでは、京都市交通局から一部の路線を委託されていて、今後は中出さんのような若い運転手が増えていくことを期待しています。
(MK路線バス事業部・横大路営業所 加藤勝久所長)「正直我々の年代よりもどちらかというと年上の世代の方が多く存在している運輸業界。そこで19歳という年代の方々がこうやってデビューを飾ってくれることによって、日本全体に良い活気づけをしていけるんじゃないかなと思っています。(Q若い人が増えてほしい?)そうですね。待っています!」
中出さんはいずれは自分が幼いころに憧れた観光バスなどの運転手も目指したいといいます。
(中出丈さん)「観光バスも乗れて、マイクロバスも乗れて、路線バスも乗れて。何に乗らせても、めちゃくちゃ乗り心地いいな、っていう運転手さん。研修期間に教えていただいた指導運転手のような。皆さんに乗っていて良かったなと思っていただいて、ありがとうございましたの一言をもらえるように頑張りたいと思います」
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Негізгі бет 京都市バスで『最年少19歳運転手』がデビュー「修学旅行で運転手さんがかっこいいと思った」人手不足の業界が期待(2024年2月20日)
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