学問の神、菅原道真をまつる北野天満宮(京都市上京区)は4日、国家安寧を願う「北野御霊会」を執り行った。応仁の乱で途絶えて以降約550年ぶり。道真の神霊がもたらすと考えられた疫病や天変地異を鎮める神事で、新型コロナウイルス感染症の終息がみえない中、神社として復活させることを決定。天台宗総本山の比叡山延暦寺(大津市)も加わり、神仏習合の形で執り行われた。
御霊会には、同天満宮の橘重十九宮司ら神職と天台宗の森川宏映座主ら僧侶の計20人が参列。最初に橘宮司が祝詞を読み上げ、次に、神事の中心となる導師を務める森川座主が、法要の趣旨を述べる祭文を読み上げ拝礼した。
Негізгі бет 京都で神仏習合の疫病退散神事「北野御霊会」550年ぶり
Пікірлер: 30