数は少ないながらもVVVFが4種類あり、それぞれ異なった音を発するのが特徴の京急600形の、4種類のVVVF加減速音を聞き比べてみましょう。
☆1~3次車:1C8M・6M2T
・東洋製 RG627-B-M
6011-編成,6031-編成,6051-編成,6061-編成に搭載。
東洋GTO-VVVF後期タイプ標準の音を放つ。音程は比較的高めで、京成3700形ファミリーなどと加速音が類似している。1500形1700番台の東洋製制御基搭載車もモーターと制御器がほぼ同一な為ほぼ同じ音を発する。
なお、ブルースカイトレインの6061-編成はこの制御器を搭載。
組み合わさる主電動機はTDK-6160-A1かMB-5043A。一時間定格出力は120kw。
・三菱製 MAP-128-15V31
6021-編成,6041-編成,6071-編成に搭載。
非同期音の変調自体は阪神5500系&9000系や横浜市営3000A形などに類似するが、音程を東洋GTO-VVVF後期に似せてあるのが特徴。
組み合わさる主電動機はMB-5043A。一時間定格出力は120kw。
☆4次車:1C4M・4M4Tor2M2T
4次車は雨天時に空転が激しく、また乗り心地もあまりよくない。
なお逆導通GTOサイリスタ素子を用いている。
・東洋製 RG656-A-M
6531-編成以外の4Fに搭載。(6081-編成の6081号車と6084号車にも製造時搭載されていたが、車体更新時に6511-編成のVVVFと振替えて同編成はオール三菱VVVFへ)
基本的には東洋GTO-VVVF後期タイプの音だが、低めの音程で非同期から変調する事に加え、同期後最初の変調が比較的高めの音程まで伸びるのが特徴。
組み合わさる主電動機はTDK-6161AもしくはMB-5070-A。一時間定格出力180kw。
・三菱製 MAP-184-15V61
6081-編成と6531-編成、過去に6511-編成に搭載
此方も最初の音程は東洋GTO-VVVF後期と酷似しているが、15V31程酷似はしておらず、比較的三菱製VVVF標準の音程となっている。
変調自体は都営6300形1,2次車や神鉄5000系、近鉄23000系(伊勢志摩ライナー)などに類似しているが、比較的高めまで伸びる。
組み合わさる主電動機はMB-5070-A。一時間定格出力180kw。
Twitter:@kk44_1367
Негізгі бет 京急600形 4種類あるVVVF加減速音を全て聞き比べ! 東洋GTO-VVVF・三菱GTO-VVVF
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