静岡県の森林再生事業をめぐり、県が静岡市葵区の山林で所有者の意向に反する大規模な伐採を行ったとして、謝罪していたことがわかりました。所有者の2人は憤りを隠しきれません。
県が森林の再生・整備を行う「森の力再生事業」の一環で伐採を行ったのは、静岡市葵区口仙俣のヒノキ林6054本、約2haです。
山林の所有者によりますと、去年6月先祖から受け継いだ山林の維持管理のため樹木を一部伐採する「間伐」を行おうと、県に整備を行う森林組合と補助金の申請しました。
しかし事業整備実績書などから、想定を超える15m幅で大規模な伐採が行われていたことが判明しました。
所有者は「事前の説明とは違っていた」と話します。
所有者・安池倫成さん 「とても説明があった内容とは違うというふうに感じて、びっくりしました」
所有者・安池勘司さん 「写真を見ただけでびっくりしました。これを間伐と言っていること自体が取り繕っているというか、悪意を感じる説明でしたね」
県への抗議に対し県と森林組合は「説明不足で理解が得られていなかった」と謝罪したということです。しかし予期せぬ伐採に加え、伐採された木は所有者が管理しなければならないと言います。
所有者・安池倫成さん 「なんとか今回の伐採の現場がちゃんと再生できるように、県とも森林組合とも話し合って、しっかりとした対応をしていただきたいと思っております」
整備を行った森林組合は損害賠償を検討していて、県とともに必要な対応をしていきたいとしています。
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Негізгі бет 間伐のはずが“大規模伐採” 「説明と違う」憤る所有者に静岡県謝罪
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