前打ちによる見えチヌ釣りでカニ餌を使う場合に、喰いを高めたカニの刺し方を紹介します。
以前は、尻掛けや5番目の足の付け根に刺していましたが、特に砂地の海底に居る見えチヌを狙う場合に見切られる事が多かったため、試行錯誤した結果、カニの腹側の3番目~4番目の足の付け根から刺して、爪の付け根に針先を少し出す方法に変えて、数値化はできていませんが喰いは明らかに良くなったと思います。
注意点として、針刺しは爪から刺して4番目の足の付け根に出す方が刺しやすいですが、チヌがカニを喰うシーンを見てると、カニの正面から食う事が多いようなので、針掛りを良くしたくカニがチヌの口に入った時に釣先が掛かり易い方に向くようにしています。
<参考までに仕掛けについて紹介>
[釣針]
チヌ針の1~2号だけを1年通して水温やカニの大きさなどの状況に応じて使い分けています。
お勧めの釣針は、カニの固い甲羅に刺し易い「チヌR」です。針の表面に特殊コーティングされているようで、硬い甲羅でもスーッと刺すことができます。
[ガン玉]
どのような状況下でも基本は2Bを針に付けています。
お勧めは、硬めのガン玉を使います。柔らかガン玉だとチヌが餌を喰った時に潰されてよく外れます。
[ハリス]
根ズレに強いフロロカーボンハリスの1.7号を1年通して使います。以前は1.2~2.0号までを3年間ほど使い分けていましたが、ハリスの太さでチヌに見切られる差を感じなかったので1.7号だけ使っています。
ハリスで見切られる確率が高くなるのは、誘った時にハリスがピンと張った時でしたので、誘い方法はチヌが餌に気付くまでは誘いかけますが、チヌが気付いた瞬間からはハリスを緩めて待ちます。また、チヌが気付いた後にも誘いを行うとカニの動きでも、違和感を感じて逃げ出すようです。
見えチヌを釣る場合のハリスの長さは、汽水域の透明度+30cm以上で最長2mとしています。2m以上長くしても効果に差が無かったです。
[ライン]
PE1号の白色を使います。汽水域の水中でよく見かける色を使う事で、PEラインがチヌに近付き過ぎた場合でにチヌに警戒され難いようにしています。
お勧めは、数値化した根拠はありませんが、断面が丸に近い「アーマードF」です。糸ヨレが発生したときに、断面が丸だとラインが目立ち難いですが、断面が楕円のラインだとラインが目出すような気がするためです。
[重要]
様々な考え方があるかと思いますが、私の場合は、道具を最小限に絞り込みつつも、釣果を1%でも高める工夫に取り組んでいます。
道具を絞り込むには勇気がいりますが、実現できると荷物は嵩張らないし、お財布にも優しいです。
道具の絞り込みは勘と経験だけでは、同じことを繰り返して輪廻にハマって何をやっているか分からなくなりがちです。
そこで、勘と経験に加えて科学的観点なども加味するため釣行時のデータ記録とデータ分析してプロセスに落とし込む『見える化』を行って、前打ちによる見えチヌを戦略で安定して数釣りができるストーリーを立て、戦術でテクニックを駆使して釣果を伸ばす究極も姿を目指して楽しんでいます。
●前打ちによる見えチヌの釣り方について紹介したHPを作成しています。
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前打ちによる見えチヌ釣り方について、仕掛けや釣法などを詳しく紹介しています。
Негізгі бет 見えチヌ釣り(仕掛1)喰い良いカニ針刺し方。この刺し方で喰いが良くなった【前打ち/ヘチ釣り/落とし込み/河川/クロダイ/黒鯛/カニ/釣り方/テクニック】
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