大牟田市の旧三井三池炭鉱三川坑で戦後最悪といわれる炭塵爆発事故が起きてから、9日でちょうど60年を迎え、慰霊の式典が行われました。
旧三井三池炭鉱三川坑の跡地で行われた式典には、大牟田市長や遺族、当時の組合員らおよそ100人が参加。
3年前に完成した慰霊碑を前に、悲惨な被害を改めて思い起こしました。
石炭から石油へのエネルギー革命が急速に進んでいた60年前に、この炭塵爆発が起きました。
458人が亡くなり、一酸化炭素中毒による患者も800人を超えるなど、「戦後最悪」の労災事故とされています。
遺族は「(父を失った妻は)事故の日が来ると、苦しかったやろう、悔しかったやろうと思い、胸が苦しくなるそうです」
主催者は「安心安全が第一なんだという作業現場を是非作って欲しいなと…」と話していました。
式典のフィナーレは参加者による大合唱。
「炭鉱の子」など炭鉱にまつわる歌で犠牲者を悼みました。
Негізгі бет 旧三井三池炭鉱炭塵爆発事故から60年で慰霊祭
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