森唯菜アナウンサー)
「中国からの便が到着しました。続々と出てきます。たくさんの荷物があります。何泊するんでしょうか」。
アジア圏からの旅行客でごった返すのは空の玄関口、新千歳空港。団体のツアー客に「くまモン」のキャリーバッグを持つ人も。
のべ90億人が大移動するという中国の旧正月「春節」。10日からの「春節」初日を前に、北海道にも続々と中国人が訪れています。
中国から)
「雪のない地域から。雪が楽しみ」。
「(Q荷物多いですね?)7泊。春節で来た。1週間。札幌と小樽」。
「スノーボード楽しみ」。
その国際線到着ロビーで来る人になにかを手渡すスタッフが。
森唯菜アナウンサー)
「なにか配ってますよ。空港で牛乳を配ってます」。
配られていたのは生乳の生産量日本一の北海道が誇る、牛乳です。
タイから)
「グッドテイスト!」。
マレーシアから)
「プロテイン!ハイプロテイン!」。
ホクレン酪農部・生乳共販課 黒政聰調査役)
「海外の方にここでおいしさを味わっていただいて、戻ってからも北海道のことを思い出して飲んでいただければと思います」。
新千歳空港では4日間で1万本の牛乳が訪れる外国人に手渡される予定です。
こちらは、空港内の土産店。もちろんここにも外国人の姿が。
香港から)
「家族にお土産探してる」。
北海道ならではの「シマエナガ」やラベンダーの商品も人気だといいます。すでに冬の観光シーズンで海外からの旅行客が増えているなか、10日からの「春節」に期待は高まるばかりです。
小笠原商店・小笠原琢社長)
(Qどんな人が来る?)「アジア圏が多い」
(Qみんな何買う?)「お菓子が多い」
(Q春節だけどどう?)「増えてる、増えることに期待」。
この外国人旅行客の行き先はというと。
黒澤圭介記者)
「すごい人です、二条市場はお土産を求める海外の方で溢れています」。
新鮮な海産物がその場で買える、札幌の二条市場。アジア圏の人を中心に賑わいっています。
中国が輸入を停止している日本の海産物。二条市場では乾燥ホタテも人気のようです。
札幌二条魚町商業協同組合 佐々木一夫理事長)
「ホタテはもうずっと売れる商品。すごい人でしょう。去年の今頃からずっとこうですよ。うれしい悲鳴です」。
台湾から)
「写真撮って?」
記者との記念撮影も旅の思い出のようです。
そして完成したばかりの再開発ビルにもたくさんの外国人が。
すすきののランドマーク「ココノススキノ」。3階のオープンスペースは外国人のいこいの場になっていました。さらに。
黒澤圭介記者)
「開放的な作りとなっている3階、ココノススキノのこんなところにも海外の方がいました」。
(好きなキャラは?)
「NARUTOやドラゴンボールが好き」、「カービィ」
(もう1回(クレーンゲーム)やる?)
「もう一度やります」。
黒澤圭介記者)
「ココノススキノに入るこちらのホテル、雪まつり期間は85%以上が予約で埋まっているそうです」。
ココノススキノの7階から18階に入りおよそ400室を有するこちらのホテル。道産食材を使ったレストランや札幌を一望できるテラスが人気です。
中国から)
「休みで来ました。」
(Q美味しいもの食べた?)「キングクラブのカニ足が好き」
(Q美味かった?)「ランチには寿司を食べました」。
先月オープンしたばかりですが、外国人の宿泊客のうち8割はアジア圏だということです。
SAPPORO STREAM HOTEL 清水賢司マネージャー)
「日本人と外国人の割合としては半分ずつぐらいの割合で推移しております。特に直行便が復活しました。中国の方々の姿が目につくられております」。
10日から始まる春節。コロナで久しく遠ざかっていたインバウンド旋風が北海道にも吹き始めています。
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Негізгі бет 「キングクラブのカニ足が好き」春節前に海外観光客続々 札幌二条市場では中国が禁輸中の乾燥ホタテも人気
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