【ロッテ】小島和哉、西武戦7連勝もアクシデント降板「途中から投げるたびに息ができなかった」 (日刊スポーツ)
ロッテ小島和哉投手(27)が西武戦の勝利記録を7連勝に伸ばした。
最高気温35度と蒸し暑いベルーナドームで、アクシデントがあった。6回まで安打2本に抑える完璧な投球。4-0で迎えた7回に連打と守備の連係ミスもあり1点差に迫られる。源田に対し2球投げ終えた後、投球が止まりトレーナーが駆けつけた。いったんは投げ始めたが、三振に抑えたところで降板した。
「マウンド上がって最初は全く問題なくて。途中から投げるたびに息ができなかった。初めてだったのでちょっと焦っちゃって。今はもう大丈夫です」と説明した。吉井監督は「こんだけ湿度が高くて暑いと、いつもの球数のへばり具合とは違うので、そこは気をつけないといけないなと反省しています」と話した。
小島は西武戦で22年8月6日から負けなしの7連勝に「特にというのはないけど、1つ1つと思ってやってるのでそうなっている。負けてないのはいいかなと思います」と捉えた。チームも西武に今季負けなしの9戦9勝。ロッテの同一カード連勝記録は58年近鉄戦、73年同戦の8連勝が最長だったため記録を更新した。吉井監督は「選手が頑張ってくれているからです」と話した。
▼ロッテが今季の西武戦で開幕から9戦9勝。開幕から同一カード連勝の球団新記録をマークした。これまでは58、73年の近鉄戦で記録した各8連勝が最長だった。パ・リーグ記録は56年西鉄の12連勝(対東映)。プロ野球記録は65年中日の13連勝(対サンケイ)。
「心臓がギュッと」ロッテ左腕が7回途中降板も西武戦7連勝…胸押さえトレーナー駆け寄る(スポーツ報知)
パ・リーグ 西武3―6ロッテ(5日・ベルーナドーム)
勝利を見届けたロッテ・小島和哉投手(27)は、35度超えの猛暑日に、ともに戦ったファンに深々と一礼した。開幕から西武戦9戦全勝で、同一チームとの開幕からの連勝を球団新とした。自身も今季6勝目で、22年8月6日から西武戦7連勝とし「一つ一つと思っている。負けてないのはいい」とうなずいた。
小島は5回まで毎回奪三振の安定した投球で、6回まで75球の完封ペース。だが、4点リードの7回に四球と連打などで3点を失い、1点差とされた。マウンドでは額に大粒の汗を浮かべ、「心臓がギュッとなって息ができなかった」と胸を押さえ、トレーナーが駆け寄る場面もあった。続投したが、2死を奪い交代。7回途中3失点で降板し「悔しさが残る」と反省も、吉井監督は「多分、熱中症。これだけ湿度が高くて暑いと、いつもの球数のへばり具合とは違う」と説明した。
今季の西武戦は先発陣が奮闘。種市が2勝で防御率0・00、西野が3勝で防御率0・87とお得意さまとしている。打線もこの日2安打3打点のソトが、9戦で33打数10安打、10打点と抜群の相性で打線を引っ張った。
指揮官は「勝っているのは何か理由があると思うけど、分からない。選手が頑張ってくれているからですね」とナインに感謝。2位ながら、ソフトバンクとは10ゲーム差。球団で過去、首位と10ゲーム差以上離されて逆転Vした例はないが、史上初へ怒とうの巻き返しを見せる。
2024年7月5日
埼玉西武ライオンズ vs千葉ロッテマリーンズ
ベルーナドーム
ライオンズ スターティングメンバー
先発 今井 達也
1(遊) 源田 壮亮
2(三) 滝澤 夏央
3(二) 外崎 修汰
4(左) 岸 潤一郎
5(指) 栗山 巧
6(一) 山村 崇嘉
7(中) 西川 愛也
8(捕) 古賀 悠斗
9(右) 松原 聖弥
監督代行 渡辺 久信
マリーンズ スターティングメンバー
先発 小島 和哉
1(中) 高部 瑛斗
2(遊) 小川 龍成
3(二) 藤岡 裕大
4(指) ソト
5(左) ポランコ
6(捕) 佐藤 都志也
7(三) 中村 奨吾
8(一) 安田 尚憲
9(右) 藤原 恭大
監督 吉井 理人
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