#方丈記 #鴨長明 #佐藤春夫 #疫病 #コロナ
「明けて養和二年、人々は今年こそは物資の豊かな、平和な世に立ち直るものと期待していたのであるが、その期待は見事に裏切られてしまった。というのはこういう飢饉の惨状の上に、またその惨状を上塗りするかの様に、疫病が流行し出したのである・・・・(方丈記)」
今この時に、コロナで右往左往している時、一体この世の中はどうなるのであろうかと不安に苛まれている時にこそ読んでおきたいと、現代語訳を朗読致しました。
度重なる惨状が描かれており気分が落ち込むかもしれませんが、これがこの世の真実なのでしょう。鴨長明が生きた時代と今と、なんら変わるところはありません。
方丈記は隠者文学の代表と言われます。隠者とは隠遁者、世捨て人のことです。作品の根底には仏教で説かれる無常観があります。
鴨長明が最後に仏様にすがるところは救いであると思いました。
※ 夏目漱石が英訳したものを冒頭のみ朗読致しました。古い英語のリズムを意識しています。ネイティブではありません。ご容赦ください。
英訳方丈記
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Негізгі бет 朗読『現代語訳 方丈記』鴨長明 佐藤春夫訳
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