令和2年6月30日午後2時より斎行された夏越大祓の様子です。
本年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の方のご参列をご遠慮いただき、神職のみで神事を執り行いました。
当日はどんよりとした雨模様で、焚上神事の火が着くか心配されましたが、事前に皆様からお預かりした「人形」と「茅の輪守り」も滞りなく焼納され、雨に打たれることもなく神事が無事に斎行されましたこと、ほっと胸を撫で下ろしました。神様はいつだって我々を見守ってくださってますね。
動画中 2:30 から、茅の輪くぐりを神職目線で撮影いたしました。どうぞご体感ください。
大祓 (おおはらえ) とは、半年に一度、自らの穢や災厄の原因となる罪を祓い清める節目の神事です。6月晦日に「夏越大祓」、12月大晦日に「年越大祓」が全国の神社で行われています。茅の輪神事(ちのわしんじ)では、特大の茅の輪(茅で編んだ輪っか)をくぐることで半年間の罪や穢れを祓い落とし、人形神事(ひとがたしんじ)では、人形(人間の形をした紙)に息を吹きかけ身体の悪い所を撫でることで穢れを移します。どちらも家内安全・身体健康・疫病退散の祈りを神様へ届ける重要な神事です。
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