皆さん、こんにちは。本日はお忙しいところ、定例記者会見にご出席いただき、誠にありがとうございます。
昨日、豊橋市の118回目の誕生日となる8月1日に、市制施行日記念式典を開催いたしました。
豊橋市の過去を振り返り、現在ご活躍されている方々の栄誉を称え、そして、皆様方とともに、私たちが目指す豊橋市の輝かしい未来について共有する、大変意義深い式典となりました。この記念すべき日を、多くの方々とお祝いできましたことに、心より感謝申し上げます。
さて、7月26日(金)から、パリ2024オリンピック競技大会が開幕し、既に多くの日本人選手がメダルを獲得しています。今回のオリンピック・パラリンピックには、多くの豊橋ゆかりのアスリートの皆さんも出場され、活躍されております。
女子バスケットボールの髙田真希選手、男子バスケットボールの富永啓生(とみなが けいせい)選手、女子バレーボールの山田二千華(やまだ にちか)選手は、現在、予選ラウンドを戦っているところです。
また、これから出場が予定されているのは、男子陸上競技の小川大輝(おがわ だいき)選手(8月5日、400Mハードル予選)、吉津拓歩(よしづ たくほ)選手(8月9日、4×400Mリレー予選)、パラリンピック競技大会 卓球の八木克勝(やぎ かつよし)選手(9月)です。
選手の皆さんには、ご自身の持てる力を存分に発揮していただきたいと思います。また、市民の皆さまにおかれましては、豊橋ゆかりの選手たちに、引き続き温かいエールを送っていただきたいと思います。選手の皆さんを心より応援しています。
また、先月の会見でもお話ししましたが、「負けヒロインが多すぎる!」のテレビアニメが、7月13日(土)より放送されています。
いたるところに豊橋市の見慣れた景色や施設、食べ物などが登場し、豊橋市の魅力を全国に発信してくれています。豊橋市としましても積極的に応援してまいりたいと思いますので、記者の皆さま、市民の皆さまも、ぜひ一緒に応援していただければと思います。
最後になりますが、8月に入り、今後も厳しい暑さが続くことが予想されています。どうか、熱中症に十分気を付けてお過ごしいただきたいと思います。
また、これからお盆を迎え、帰省や旅行など、人と接する機会も多くなります。現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が全国的に続いており、本市におきましても、定点当たりの報告数は増えている状況です。
市民の皆さまにおかれましては、体調不良があるときには無理をなさらずにお過ごしください。
定期的な換気や手洗い、また、必要に応じて熱中症に注意しながらマスクを着用していただくなど、基本的な感染防止対策に取り組んでいただきますよう、お願い申し上げます。
◆令和5年度 各会計決算(見込)の概要
令和5年度の決算状況の発表にあたりまして、私からまず概要を申し上げます。
5年度は、5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行したこともあり、人の流れが回復し、まちに活気が戻ってきた一方で、長引く物価高騰が市民生活や地域経済に広く影響を及ぼしました。また、各地で大雨等の自然災害による被害が発生し、6月の台風2号による大雨では本市も大きな被害を受けました。さらに、元日には能登半島地震による震災があり、改めて防災・減災対策の重要性、災害への備えの大切さを実感しました。
こうした中、市民生活そして地域経済を守るため、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」をはじめとする国県(くにけん)支出金や、市独自の財源も活用し、総額約72億円の、物価高騰対策・新型コロナウイルス感染症対策を実施してきました。そして、台風2号の大雨による災害では、被災した市民に寄り添った支援や道路等の早期復旧に取り組み、災害を教訓とした防災対策についても迅速に実施しました。
また、本市が「選ばれるまち」となるため、引き続き子育て・教育環境の充実、産業振興などに注力し、第6次総合計画に掲げる「まちづくり戦略」及び「分野別計画」における諸施策を着実に推進しました。
こうした取り組みを推進した結果、一般会計の歳出額は過去2番目の大きさとなりました。また、歳入額については、経済の回復基調を受けた個人市民税の増加等、市税収入が昨年度より約8億円増加の約661億円となるなどにより、過去3番目の大きさとなり、実質収支は、約28億5千万円の黒字です。
なお、主要な財政指標についてですが、経常収支比率は義務的経費の増加等の影響により90.0%と、0.6ポイント増加しました。また、健全化判断比率につきましては、実質公債費比率が、0.7ポイント増の5.1%となったものの、将来負担比率は27.1%と0.7ポイント改善しております。いずれの指標につきましても早期健全化基準を大きく下回っておりますので、本市の財政の健全性は保たれているものと考えております。
◆「チームオレンジとよはし」が発足します
~認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らすために~
認知症の方やそのご家族の支援ニーズと支援者をつなぐ「チームオレンジとよはし」が発足しますことをお知らせいたします。
本年1月に「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行され、認知症の方が尊厳を保持しつつ、希望を持って暮らすことのできる社会が求められています。
本市においても、認知症高齢者の増加が見込まれる中、認知症の方が住み慣れた地域で自分らしく暮らせるよう、更なる施策の充実を進めてまいります。その一環として、このたび「チームオレンジとよはし」を発足し、認知症の方の思いや希望の実現に向け、活動を開始いたします。
来月には、私を含め多くの市職員が認知症サポーター講座を受講するなど、市民の皆様と一緒になって認知症への理解を深め、認知症であってもそうでなくても生きがいや希望を持って暮らすことができる「共生」の地域づくりを目指してまいります。
◆令和6年 10 月から充電式電池の分別収集が始まります!
10月から始める、充電式電池の分別収集についてのお知らせです。
近年、充電式電池が廃棄物として処理される過程で火災事故等が発生し社会的問題となっております。本市でも充電式電池の混入などを原因とするごみ収集車の火災が発生しています。このような火災は人命に関わる大事故の原因となるだけでなく、ごみの収集や処理が滞るなど、市民サービスに重大な支障をきたす可能性があります。
そこで、安全性の確保及び市民の利便性向上を目的とし、これまで本市では収集していない「充電式電池」について、令和6年10月からは「危険ごみ」として収集を開始するとともに、使い捨ての電池や充電式電池が取り外せない小型家電は「こわすごみ」から「危険ごみ」に分別を変更します。
◆熱中症に注意!!
熱中症の搬送者数が過去最多となっています
本市において、熱中症の救急搬送者数が急増しておりますので、お知らせと注意喚起をしたいと思います。
7月は例年よりも気温が高かったためか、疑いの方も含め、熱中症の搬送者数が過去最多の178人で、前年度から79人の増加となっております。
搬送者の概ね半数が65歳以上の高齢者で、高齢者は、暑さや水分不足に対する感覚機能、ならびに暑さに対する体の調整機能も低下しているために注意が必要となります。
お子様につきましても体温調整能力がまだ十分に発達していないため、気を配っていただく必要があります。
今後も引き続き暑い日が続くことが予想されていますので、こまめに適切に、水分や塩分を補給していただくとともに、室内にいるときも冷房等をつけ、涼しい環境で過ごしてください。また、クールシェアスポット・クーリングシェルターも、積極的にご活用ください。
危険な暑さから自分の身はもとより、身の周りの人の命を守ってくださるようお願いいたします。
Негізгі бет 令和6年8月市長定例会見
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