海難現場の最前線で活躍する潜水士を養成する研修科潜水技術課程(第1回)が、5月10日から7月1日の約2か月間、広島県呉市の海上保安大学校で開催されました。
海保の潜水士『海猿』になりたくて海上保安官を目指す人もいると思います。
どのようにして海猿になるのか、簡単にご紹介します!
海保の潜水士になるには、まず海上保安官にならなくてはなりません。
なので海上保安大学校や海上保安学校等を卒業し、陸上・海上など海上保安官として現場で勤務していなければなりません。(学校を卒業してすぐ潜水士になれるわけではない!!)
その中から潜水士を希望する者を集め、各管区で選抜試験を行います。
※選抜試験とは、1500m走や懸垂などの体力試験と50m・300m自由形などの泳力試験、面接等が行われます。
選抜試験には、各管区2~3人しか合格できず、選ばれた者が海上保安大学校にてこの動画で紹介している “研修科潜水技術課程” で訓練を行います。
約2か月間の訓練を修了した後、晴れて海上保安庁の潜水士として現場第一線で日々活躍することとなります。
そんな全国から選抜された研修生18名の成長の日々を “プール実習編” “海洋実習編”に分けてお届けします!
~豆知識~
海上保安庁の職員の数は全部で約14,000人。
その中で潜水士(特殊救難隊や機動救難士含む)の人数はどのくらい!?
答えは、240人! なんと全体の約2%しかいません!
Негізгі бет 令和4年度潜水技術課程~潜水士への道~(プール実習編)【海上保安大学校】
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