明治から令和に続く、北海道のヒグマ獣害事件史に、新たな1ページが書き加えられました。
舞台は北海道南部の福島町にある大千軒岳。
2023年10月31日、消防隊員の男性3人が登山口から3時間ほど入った登山道で休んでいたところ突然、1頭のクマに襲撃されました。
この時、襲われた仲間を助けようと、40代の消防隊員が刃渡り5センチほどのナイフを手に取り決死の覚悟で反撃。クマは首にナイフが刺さったまま、山へ逃げていきました。
その後、この登山道では、20代の男子大学生が2日前から登山に出かけたまま行方不明となっていることが判明。クマに襲われた可能性が高いとみて捜索が開始されました。
そして11月2日、山中でクマ1頭の死がいが見つかり、死がいから数十メートル離れた場所で、土に埋められた男子大学生の遺体が見つかりました。
遺体にはかなりの外傷があり、死因は出血性ショックで、クマに襲われたとみられています。
またクマの死骸を調べたところ、目元と喉元に刺し傷が見つかり、消防隊員を襲ったクマであることが確認されました。
こうした状況から、クマは男子大学生を襲ったあと、現場近くを通りがかった消防隊員3人にも襲いかかったとみられています。
しかし勇敢な消防隊員にナイフで反撃され、首の傷が致命傷となり死にました。
もし隊員らの反撃がなかったら、大千軒岳でどれほどの人的被害が広がっていたのか…
今後、遺伝子分析や胃の内容物の鑑定が行われ、過去の獣害事件や、男子大学生を襲ったかどうかについて、詳しい調査が進められる予定です。
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Негізгі бет 【令和の北海道ヒグマ獣害事件】登山中の消防隊員3人がヒグマに襲われナイフで撃退…その後クマの死骸が見つかり、行方不明だった男子大学生の遺体も発見…大千軒岳でいったい何が起きていた? 北海道福島町
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