1987年(昭和62年)1月21日六代目笑福亭 松喬を35歳で襲名してからほぼ半年が過ぎて催された
第1回六代目笑福亭 松喬独演会より「猫の災難」を聞いていただきます。
その日のプログラムに
「最近になって、やっと松喬さんと呼ばれて 私だと素直に感じる事が出来る様に成りました。・・・松喬として初めての二日間の独演会、『君は、鶴三やない 六代目松喬やろ 松喬やで』の声に今までにないプレッシャーを感じつつ
今回は、笑福亭 では、あまり演じない
へっつい幽霊 花筏 猫の災難、どうなるか演じる迄は私も不安な艶噺・・・」
どうやら今回のKZitemのマクラで話しているのは、色っぽい小噺を集めた艶噺の舞台の事の様で、
初の独演会二日目
仲入前の演目が、「艶噺」
トリが、「猫の災難」となっていました。
松喬さんの大学ノートより
小噺 夫婦の会話
「あなた、頭のいい女と顔の綺麗な女と どっちが好き?」
「どっちも嫌い。
だって君が好きなんだから」
さて 今回の舞台のお三味線は、徳永はる師匠です。
小佐田定雄さんの「落語の舞台裏」より
「本名が徳永、長唄の名前から松永、芸人時代の芸名から鶴八のお師匠はんとも呼ばれていて
良いところのお嬢さんだったらしいのだが、若い頃から芸界に興味を持っていて芸人になった。」とあり
「ワタシ 明治時代の不良少女だったのョ」と笑いながら仰っていたそうです。
「降る雪や 明治は遠くなりにけり」
「落語聞き、昭和も遠くなりにけり」けいこ
「落語」は、俳句の季語には、なりませんが、四季を愛で、楽しむネタが、たくさんあります。
「・・・いとおかし」
六代目笑福亭 松喬
落語公式チャンネル
今回の演目は
「猫の災難」
1987年7月11日
道頓堀 浪花座
第1回松喬独演会よりお楽しみ下さい。
初の二日間の独演会、大トリの舞台、
徳永のお師匠はんの弾く軽やかな出囃子「高砂丹前」にのって松喬さん 登場です。
Негізгі бет 六代目笑福亭 松喬 / 猫の災難
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