今年もあと少しで、前半が終わります。早いですね。
皆さま如何お過ごしでしょうか?
さて 松喬さんのマクラには定評があります。
世間話から始まり いつの間にか
落語へと入っていく話の流れがとても自然で、見事だと言われています。
今回のマクラはというと
世間話から始まり
私も何度も聞いた事のある
本当に良くできたマクラの定番、古典マクラからネタに入ります。
何度聴いても笑います。
我が家には、落語に関する書籍がいろいろあります。
その中の一冊に
五代目六代目松鶴師匠の十八番のネタの中から百篇を厳選し 速記の形で編集し本にした「上方落語」があります。落語を読むのも 思わぬ漢字を発見したりして
なかなか楽しいですよ。
その中に「ざこ八」もありました。
本によると松喬さんのいつものオチの後にもう一つ話がありオチになります。
最後まで、いかなかったのは、どうしてなのか知る由もありませんが
きっといろいろ考え
松喬さんは、
ここでオチにするのが、一番良いと思ったからこうしたのでしょうね。
喧嘩の元になった「精進日」は、命日のこと。
落語作家の小佐田定雄さんによると
「メガネ屋の鶴さん(つるさん)」という主人公の名前は、メガネの耳にかける部分を「ツル」というのにひっかけてできたシャレ言葉なんだそうです。
松喬さんの前名 鶴三時代の事 ご存知でしょうか?
その頃からお付き合いのあった方は、「鶴さん」と書いて「かくさん」と呼んで下さってました。
良い響き、又一つ懐かしい思い出が、蘇りました。
六代目 笑福亭 松喬
落語公式チャンネル
今回の演目は
「ざこ八」です。
平成11年11月26日
ワッハ上方演芸ホール
第11回 笑福亭 松喬独演会
48歳の舞台をごゆっくりお楽しみください。
Негізгі бет 六代目笑福亭 松喬 / ざこ八
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