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【状態】
この時代に多くみられるバインディング補修の跡やそれに伴うネックヒールキャップ付近のバインディン隙間、ヘッド裏やボディ全体に年代相応の目立つ傷が見られます。バインディンはしっかり補修が行われておりますがトップのピックガードに近い箇所が切断され隙間を埋める形での補修がされています。演奏性に関しては現在と比較すると高めの弦高と言えますが、状態良好。それも含めD-28Authentic1941のすばらしさを体感頂ける個体かと思います。ネックは極々僅かに順ぞり6弦12フレット3.0mm、1弦12フレット上約2.3mmとなっており、サドルの残りは6弦側:3.5mm、1弦側:2.5mmと今後弦高調整も可能なサドル残りとなっています。弾きやすさの面で言えばサドル調整で低めの弦高に調整するのも可能ですが、やはりこのモデルのテーマとなる1941年当時は今よりも圧倒的に『生音の大きさと迫力』が正義であった時代の復刻モデルですので是非一度現状セッティングをお試し頂きたい所ではあります。それも踏まえた上で弾きやすく!ということでございましたらもちろん喜んで承りますのでご注文と併せてご希望をお伝え下さい。
【D-28】
アコースティックギターといえばD-28(ドレッドノートサイズのスタイル28)といわれる程アコースティックギターを語る上では欠かせないモデルとなったMartinD-28。その製造は今から90年近く前の1931年に現在よりもさらに大きいボディサイズの12フレットジョイントボディで誕生しました。その名前は第一次世界大戦で活躍したイギリス戦艦"ドレッドノート号"のように迫力のあるサウンドを生み出すモデルとして命名されました。空間に広がる迫力のある響きからピアノに代わる伴奏楽器として人気を博していきます。その後、1934年に音の迫力を損なうことなく12フレット以上のハイポジションでの演奏性を高めるため現在と同様のボディ形状の14フレットジョイントのD-28が生産されます。そこから現在に至るまで木材の産地変更やピックガードのカラーの変更等細かな仕様変更はございますがMartinGuitarの一番人気モデルとして一度も生産を止めることなく作られ続けております。D-28は音楽の歴史と共に歩んできており多くの著名ミュージシャンにも愛用されております。海外ではエルヴィスプレスリー、ポールマッカートニー、ジョンレノン、日本では桜井和寿(Mr.Children)、草野マサムネ(SPITZ)等、私たちがレコードやCDで聴いてきたあの有名な曲のフレーズや伴奏が美しいD-28のサウンドであったために知らず知らずのうちにD-28のサウンドをアコースティックギターのサウンドとして耳に残している。楽器屋でもう一度そのサウンドを聞いた時にその時の記憶がよみがえる。そんな魔法のような魅力をD-28は持っています。 強い残響感と低音から高音までの各音の分離の良さ、花が咲くように広がる煌びやかなサウンドは一度耳にすると忘れられない美しサウンドです。今でこそアコースティックギターはシトカスプルースの表板、横板と後板はローズウッド単板今では当たり前となったこの仕様もD-28というモデルが生まれたから定着したといっても過言ではないでしょう。長い歴史の中で世界中の音楽好きに愛されたD-28を是非この機会に手に取って見て下さい。
【D-28 Authentic 1941】
Authenticシリーズは『完全復刻』をテーマに各年代のモデルを細部まで忠実に再現し、現代にそのサウンドを復活させるべく取り組まれたMartinGutirarラインナップの中でも最高グレードのシリーズです。D-28Authentic1941はその名の通り1941年製のD-28をベースに復刻されており、アディロンダックスプルーストップ、サイド・バックにはブラジリアン・ローズウッドに最も近い音質特性を持つと言われる木材のひとつ、且つ現在ではMartin社で使用がほとんどできなくなってしまったマダガスカルローズウッドを使用。ネックには正真正銘のマホガニー、指板、ブリッジは上質なエボニーを使用。ヘッドには丸いボタンのWavery製オープンバックペグ。さらにロングサドル。見えずらい箇所での特徴としては、シンプルなネック補強材のT-Barロッド仕様、最低限の薄いラッカー仕上げのVintageGlossFinish、精度の高い木工と接着剤に『ニカワ』を使用していることも挙げられます。ブレーシングはリアシフテッドブレーシング。当時流行した太い弦対応したブレーシング位置と言われておりますが、ブリッジの近くにトップブレーシングのクロスがあることでトップの響きがタイトになりよりサスティーンの長い響きになる印象があります。ネックの素材の大半がワンピースマホガニーであることとT-Barロッドネックの音の伝達性の高さはSQネック、AJネックとは一線を画した感覚があります。また、接地面の木工精度を高める事と常温で非常に硬く固着してくれるニカワの特性が相まって、接着面での振動の減衰が少なく、弦を鳴らした瞬間にボディからヘッド迄ギター全体で響きを生み出してくれます。ナット幅は細めの約42.9mm。ハイポジションになるにつれやや肉厚で幅広になるネックは1941年製ならではの握り心地。しかしながら1938年以前のD-28と比較すると比較的近年の仕様に近いネックシェイプですのでAuthenticシリーズの中では手に取りやすいモデルかと思います。全てにおいて現行品とは一線を画した最上級のD-28のひとつ。この組合せの仕様でないと生まれないパワフルでいて煌びやか、そして伸びのある響きと、左手、太もも、抱えている体全面から感じるビリビリと伝導する振動がサウンドと共に感じられ非常に気持ちが良いです。クリアで洗練された響きでありながら、粘りのある低音、ふくよかな中音、クリスピーで抜けの良い高音がそれぞれ分離良く共存しており、Martinの歴史の礎に触れることが出来る素晴らしいサウンドと言えます。
Негізгі бет Martin D-28 Authentic 1941 【2013年製USEDご委託品】【アディロン×マダガスカルローズウッド】
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