ハチが刺すのはメスだけだと考えられていましたが、オスも刺す種類がいることが分かりました。
神戸大学の杉浦真治准教授らの研究チームによりますと、泥を集めて巣を作る「オデコフタオビドロバチ」のオスは、交尾に使う器官に付いている、メスの毒針に似たトゲで捕食者を刺し、身を守っているということです。
一般的にハチの毒針は産卵管が変化したものでメスしか持っていません。
オスは刺すことがなく姿や形をメスに似せ、勘違いさせることで天敵の攻撃を免れていると考えられてきました。
杉浦准教授らは、偶然、オスのドロバチを捕まえた時に刺されたような刺激を感じたことから検証を始めました。
オスのドロバチを1匹ずつ天敵のニホンアマガエルと同じケースに入れて観察すると、食べられそうになった瞬間、毒針に似せた「偽の針」でカエルの口を刺し、17匹のうち6匹が捕食されずに逃げることができました。
次に、「偽の針」を切除して同じ実験をしたところ1匹残らず食べられたということです。
杉浦准教授らは「動物のオスの(生殖器官である)交尾器の役割を理解するうえで新たな視点をもたらすものだ」としています。
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Негізгі бет メスだけじゃなかった 刺すオスも…ドロバチに毒針に似せた「偽の針」(2022年12月27日)
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