事件から2年、残された被害者遺族、安倍昭恵夫人がその想いを語りました。
6月、東京・有楽町の映画館に昭恵夫人の姿がありました。テレビ大阪制作の映画の試写会です。
映画は罪を犯した受刑者たちの更生を支える活動を、10年間追い続けたドキュメンタリーです。映画の主人公の草刈さんは、実は妹をアメリカで殺害された犯罪被害者遺族でもあるのです。
映画では、その加害者と刑務所の中まで会いに行き、対峙する シーンも映されています。
上映後、昭恵夫人も舞台に登壇しました。更生支援団体のトップはお好み焼き千房の会長です。
【中井会長】「取り組んだ時「再犯防止」その時の内閣総理大臣安倍先生でした。あれがスタートだったんだな。昭恵夫人がきょう来られていますが、本当に他人事ではない。応援していただいたなと改めて思います。期待に応えられるよう私たちも頑張っていきたい」
続いて、被害者遺族で加害者の立ち直りを支える草刈さんは…
【草刈さん】「妹の顔を(スクリーンで)見るとしゃべられなくなる。妹と殺した奴の顔を見ると目をつぶるんですけど。妹を殺した犯人をじゃあ許しているのか?(て尋ねられると)許せません!って言います。でももう18年も経ったんだから、しんどいんでよね。正直謝ってほしい、真剣に。早くしないとずーと心に残るんですよね。」
昭恵夫人は映画を見て…
【昭恵夫人】「私自身、犯罪被害者遺族という当事者になってしまったので、この映画は他人事ではないなと思いながら、本当に涙が止まりませんでした。こういう立場になったので、草刈さんのようなことはできませんけれども、一人でも再犯を防ぐために何が私ができることをこれからもやっていきたいと思い、草刈さんと一緒に少年院に行かせて頂いたり…」
去年11月、宮城県の東北少年院へ。
【昭恵夫人】「私は犯人を恨むのはやめようと思いました。しっかりと罪を償ってもらって、社会のために貢献するような形になったらいいなと思っています。皆さんには自分の命、そして人の命を大切に生きていってほしい」
【昭恵夫人】 こないだ行った岡山刑務所はLA、初犯の重罪で400人くらいの前で話したが、約半数が無期懲役という方々でした。多くの人が殺人犯だったのであろうと思います。非常に複雑な思いの中で、被害者として悲しみのようなものも語らせて頂きましたけれど、私自身は自分が恨みのような感情を持ち続けたくない、そんな話もさせて頂いた。数人の受刑者から手紙をもらい、自分が更生して社会に出た時にはしっかりと社会貢献できる人間になりたい、一緒に社会貢献をしたいというようなお手紙を頂いて、私が話したことですこしでもそんな風に思ってくださる方がいるのであれば、主人が「再犯防止」と書いていたので、少しは役にたてるのかなと思う。常日頃、「再チャレンジ」と言っていたので、どんなことが合っても再チャレンジできる世の中を中井会長や草刈さんと一緒に作っていくお手伝いができたらいいなと思っています
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